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準星には巨大なブラックホールがある?

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望遠鏡の場合は近くの星がほとんどです。ところが、電波で見ると天体の数はぐっと減ってくる。電波を強く出している星はそんなにたくさんはない。そのため奇妙な星、変てこりんな星が目立ってくる。こうして準星は変てこりんな星としてまず電波で見つけられ、その場所に見当をつけて光学望遠鏡で見るとちゃんとあったという。

準星は一九六二年ごろ、電波天文学が大変に進んできた段階で気づかれたものです。なぜ電波天文学が登場するまで分からなかったかというと、光の望遠鏡で見ただけではそこいらにたくさんある星とたいしてかわらない。星の数ほどと言うくらい星は多いんですから、その中から漠然と何か奇妙な星を見つけるというのはそう簡単にできるわけない。望遠鏡で何かかわった星はないかとシラミつぶしにさがしてもそんなものが見つかるわけではないんです。

準星に巨大なブラックホール

準星には巨大なブラックホールがあるという説は有力です。星からできたんじゃなくて、別のプロセスでつくられた質量、それはたとえば太陽の一億倍もあるような巨大質量のブラックホールじゃないかというわけです。準星はわれわれの銀河系と同じレベルの存在です。われわれの銀河系は約一〇〇〇億個の恒星が集まってできたものですが、準星がそうした星の集団であるかどうかはさておき、規模は同じくらいという話です。

準星が銀河と同レベルのものだから、準星もわれわれの銀河系と同じような渦状星雲かというと、そうでもない。渦状星雲でない銀河は他にもたくさんあります。それは成長の段階の差か、それともできるときのちがいによるものか、まだよく分かっていないようです。銀河ができるとき、大部分の物質は分かれてふつうの星になるわけですが、真ん中の方は全体に密度が大きくて、星に分かれないでそのまま固まってしまって、それがブラックホールになったという可能性。そんなものが、まあ考えようと思えば考えられるというわけです。

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