雑学

ジャガーのエンブレムは突起物として扱われる?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
一般車両が追突する事故がありました

ジャガーのエンブレムは突起物として扱われる?

いまや絶滅寸前のリーピング・キャット。最近、ジャガー車のボンネットにリーピング・キャット(跳びはねるネコ)のエンプレムを見かけなくなったが、何か理由があるのだろうか。

そこで、ジャガージャパンに問い合わせてみたら、車のデザインのトレンドがシンプル志向になっていることもあって、いまや標準装備で販売しているのはアメリカだけ。

日本で出回っているエンブレムは、純正品ではないんです。突起物は歩行者との接触時に危険なので、数年前から埋め込み式エンブレムに切り替えました。あのエンブレムは、ジャガーの標準装備ではないんです。と、こんな答えが返ってきた(ジャガージャパン広報部)。

公認オプションのようなもの

事実上は公認オプションのようなものだ。しかし、危険だという理由で標準装備にしないのなら、別の業者が取り付けるのもマズいのでは?とも思うのだが。日本のエンブレムの大半は、ジャガー社とは別の業者が作ったもの。やはりあのエンブレムがないと、という客の要望は根強く、ジャガー社のディーラーが製造業者を紹介することもあるようだ。

基準の範囲内だと考えています

法律上、鋭利な突起物は、標準装備でも後付けでも、安全基準違反です。しかしジャガーのエンブレムは、基準の範囲内だと考えています(国土交通省自動車交通局)。

国の見解は、ジャガー社の判断と正反対と言えようか。ところが、2005年9月以降の製造車両から順次適用されている歩行者頭部保護の技術基準では、エンブレムのような突起物は実質上、装着できなくなった。

そもそも、1990年代にわれわれが標準装備にしようとした際、当時の運輸省が難色を示したために実現しなかったんですよ(ジャガージャパン広報部)。そうはいっても、陸運事務所によってはNGだというところもあります。いまやリーピング・キャットは絶滅危惧種になってしまった、というわけだ。いまや絶滅寸前のリーピング・キャットである。もしかしたらすでに絶滅してしまっているのかもしれない。

ジャガーの歴史

ジャガーの歴史

1935年に、ジャガーという名が生まれた。1948年のモーターショーで新型モデルXK120を発表。

イギリスを代表する自動車メーカー、ジャガー。数々の危機を乗り越え、国外資本の下に現在も存続しています。

ジャガーは、歴史の中で何度も変貌を遂げてきた。始まりは、サルーンでもスポーツカーでもなかった。

ジャガーはウィリアム・ライオンズによって設立され、設立当初は自動車ではなくオートバイのサイドカーを生産していたため、スワロー・サイドカー社という名前だったのでした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加