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「事実」なのか、「価値観」なのか、「行動の提案」なのか

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主張と根拠には、いくつかの種類があります。まず、主張とは、そもそも何なのでしょう。論理を語る話し方は主張と根拠。このセットが適切にそろっていないと、言いたいことがうまく伝わりません。会社での同僚同士の昼休みのたわいない会話です。「お、もう昼をすぎていた。腹が減ったね」「道理で腹べこなわけだ。どこへ行く?」「午後は会議があるからなあ」「軽めの蕎麦がいいな」「そうだな。軽めのものがいいか」「じゃあ、一里庵に行こう」。短い会話の中でいくつもの主張がなされていますが、その内容は、次の三つに分けることができます。事実「こういうことがあった」「今はこうだ」という事実、もしくは事実の説明です。

数え方にもよるでしょうが、この会話は七つの主張から成り立っています。「昼をすぎている」「腹が減った」「軽めのものがいい」「蕎麦がいい」「一里庵に行こう」「腹ペこだ」「午後は会議がある」の七つです。行動の提案「こうしよう」「これはやめよう」というような提案です。価値観「これがいい」「これは嫌いだ」というような価値観です。

事実について論理を語るとき

主張は、何らかの事実を述べることです。先ほどの例では、次の三種類の事実が述べられていました。今、自分は何を言っているのか、言おうとしているのかは、話の内容が「事実」なのか、「価値観」なのか、「行動の提案」なのかを見きわめれば明快に見えてきます。

現在の事実「腹が減った(減っている)」たとえば「当社の本社は東京にある」「日本は国連の常任理事国入りを希望している」といったことです。過去の事実「もう、昼をすぎていた」、たとえば「邪馬台国は九州にあった」「当社の業績は過去一年間の売上で一OO億円だった」などということです。未来の事実「午後は会議がある」たとえば「当社はさらに業績を伸ばすに違いない」「日本は数百年後には消滅しているだろう」などです。この事実を述べることも、主張することです。ですから、事実について論理を語るときには、事実の主張とその根拠を、セットで話さなくてはなりません。

-コミュニケーション

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