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人類が生き残れるかどうかがきわめて現実的な問題

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マイアーによると、生命の誕生以来、存在した種の総数はおよそ五〇〇億と推定され、その中で一つの種だけが文明の形成に必要な知能を獲得できた。彼の推論は、高度知能と呼ばれるもの、即ち人類という知的生命の適応性と関わっていた。数年前、現代生物学の大家であるエルシスト・マイアーは、地球外知的生命体の探索が成功する可能性について、ある見解を発表した。そのような生命体を発見できる可能性はきわめて低い、というのがマイアーの考えだった。

地球の生物史をたどると、愚かであるよりは利口な方がいいとする主張は、少なくとも生物学的な成功の観点からは誤りとされる、と彼は書いた。人類という知的生命は生存競争において有利ではないかもしれない、とマイアーは推測した。かなり時代を下った、今から一〇万年程前のことだった。そこから一つの小さな繁殖集団だけが生き残ったとされ、我々は皆その子孫だと言われている。

次々に明らかになったのは、人類が生き残れるかどうかがきわめて現実的な問題であるということだった。この驚くべき事実が明らかになった直後に、ブッシュ政権は宇宙の軍事利用禁止に向けた国連の取り組みを妨げ、人類の生存に深刻な脅威をもたらした。幾つか例を挙げると、最終核戦争に発展しかねない事態が五〇年前に辛うじて回避されていた事実が、二〇〇二年の初秋に判明した。

イラクで幅広い活動をしてきた支援組織

イラクで幅広い活動をしてきた支援組織や、調査を実施した権威ある医療団体は、侵攻が予定通り行われれば、人道上の大惨事になるかもしれないと警告した。ブッシュ政権は生物兵器による戦争を防ぐための国際交渉も打ち切り、前例のない国民の反対にもかかわらず、イラク攻撃を必然のものとした。米国政府はその警告を無視し、メディアもほとんど関心を示さなかった。

多くの専門家や謀報機関が注意を促し、対イラクにとどまらない米国政府の好戦的な態度によって、長期的にはかえって国際テロの脅威が増大し、大量破壊兵器の拡散に繋がるとも警告した。専門家による対策委員会は、米国内が大量破壊兵器による攻撃を受ける可能性があるとし、対イラク戦争が始まればその危険は一層高まると結論したのだった。

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