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自明の理の意味とテロについて

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北朝鮮の偉大な指導者が核兵器を開発し、ミサイル技術をパキスタンに供与しても、予想しうる結果を招かなかったからといって、その指導者を賞賛する人はいないし、予想しうる結果について警告した人々を非難する者もいない。
フルシチョフがキューバにミサイルを配備しても戦争にならなかったからといって、彼の行動を賞賛する人はいないし、ミサイル配備の脅威を盛んに主張した人々を非難する者もいない。ある行動が実際にもたらす結果は、きわめて重大かもしれないが、その行動の道徳的な評価とは関係ない。

道徳心のかけらもないか頭がおかしいと見なされるはずだった考え方が、賞賛すべきものに変わり、それどころか、そういう考え方しか許されなくなる。賞賛や非難は、国家的暴力を擁護することになり、道徳心のかけらもないか、頭がおかしいと見なされるだろう。それは明白なことだが、同じ基準を自分自身に適用するとなると、話が違ってくる。自明の理に固執すれば、激しく非難されるようになる。

自明の理とテロ

自明の理とテロは、例えば、9・11である。このテロ攻撃があらゆるものをすっかり変えてしまい、世界が新たに恐ろしいテロの時代に突入したと広く主張されている。テロリズムという言葉の定義は非常に難しいということも広く言われている。テロの概念には米国政府の公式定義があり、その定義は、問題ないと見なされる他の明らかな用法から全く逸脱していない。

イギリス政府の定義では、テロリズムとは、暴力を用いて損害や混乱をもたらし、政府に影響を与え人民を脅すことを目論み、政治的、教的、思想的な目的の達成を目指行動、またはそうした行動をとると威臓することである。米陸軍教範の定義によれば、テロリズムとは威麻、強要、恐怖の浸透を通じて、政治的、宗教的、思想的な目的を達するために、暴力や暴力の威臓を計算ずくで用いる。合衆国法律集では、本質的にこれと同じ趣旨で更に綿密な定義がなされている。これらはいずれもかなり明確な定義に思える。

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