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心理学

自己愛傾向尺度と特徴

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自己愛傾向の特徴。それは、自分の心の中の理想自己の実現にしか関心がないために、自分本位の一人合点、自分に都合のよい思い込みといった性格傾向が顕著なことである。「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの魅力の秘密は巨大な自己愛。自己愛があまりにも肥大して傷つくのが苦痛になると、周囲の評価も無視して、自分に対する批判も気にしなくなってしまう。

BさんやYさんさんは、自己愛傾向が優勢ではあるが、人とのつき合いもよく、気持ちの通い合いも豊かで、自己愛パーソナリティとはっきり言えるほど自己愛傾向ばかりではない。ちょっと厳しく批評されたり、親しい人からほめてもらえないと、がっかりして落ち込んでしまう。Yさんさんは、ちょっとミスをして周りから非難を浴びると、傷ついて自分を責める。そうならないために、周りに対して人一倍こまやかな気配りをして、そんなふうな非難を受けないようにという才能がますます発達した。

周囲の反応に傷ついて、そのことを心の権にして自分を成長させる能力のある自己愛傾向の持ち主と、このような傷つきを嫌って、もっと微岸不遜に、周りの言ってることなんか大したことはない、「私は私」、「俺は俺だ」と居直るかどうかに、その自己愛傾向が普通の範囲のものなのか、それとももっと病的なものなのかの違いがある。

自己愛を満たすことは

彼らにとって、自己愛を満たすことはもっとも大切な心の仕組みになっているのだが、その傷つきとともに自分のこの傷つきから学びとる感受性をもっている。ところが、自分のこうした傷つきをものともしないで、押し通してしまうような気力の持ち主がいる。周りからは、意志が強い、覇気があると言われるようなタイプの人々である。

人間の心には、自分の心の中で抱いている自己イメージや他人イメージについて、それが現実と一致しているかどうかを照合する心の働きがある。この心の働きを「現実検討」と言うのだが、べストさんやYさんさんには、この現実検討の機能が働いているので、傷つきはするけれども、それだけ心もまた成熟するのである。

-心理学

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