雑学まとめ

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宇宙

時間、空間を決める量

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電場とか磁場とかがないという状態はわれわれ簡単に考えられます。それと同じように時間、空間がないというのを、いともあっさり考える。電場、磁場は、ここへ持ってきて「これがどういう性質だ」とか言います。時間、空間もここへ持ってくる–持ってこなきゃ時間、空間はない。

一般相対論では、電場とか磁場とかいう物理的な実体と同じように、時間、空間を決めている量を同じようなものに扱う。場として扱う。これ自体が一つの物理的な、電場とか磁場とかいうようなものなんです。ですから、一般相対論の理論を数学的に見ていくと、ちょうど電場とか磁場と同じように時間、空間を決める量を扱っている。

時間、空間がないということは簡単に、数学的にも出てくる。ただ、数学的にはそういう構造になっているといっても、それを実感として受けとめると、これがえらいことであるのは確かです。われわれはふつうの物理的な実体と時間、空間を画然と区別して、そういうものを記述するこちらの尺度みたいに思うわけですが、相対論でいうとそうじゃない。電場、磁場と同じような実体なんです。

時間・空間には確かに始まりがあった

時間・空間には確かに始まりがあった。いま言っているというのは何かというと、特殊相対論でいう時間・空間です。その時間・空間では光が一定の速さで伝わるとか、そういうことを保証しているミンコフスキー空間。

たとえば時間がないというのは、いま時間がありますから、こちらからずーっとさかのぼっていくと、あるところからさかのぼれない。そういうことはいとも簡単に相対論はいうわけですけども。それを具体的に考えると、こういうことじゃないかと最近言われてきているんです。

あくまでも時間・空間は、相対論でいうときにはその中では光が同じ速さで伝わるというような、何か非常に物理的な存在なんです。そういう特別な性質を持った空間が、宇宙のある時間より前へ行くとなかった。それはどういう状態かというと、いろんな可能性が混じり合った状態であった。これはたとえば量子力学の物理現象の記述の仕方は、確率的に記述しているのです。

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