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政治

正当な自衛や善意の行動を誤った取り組みに変えることだってできる

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権力に服従するイデオロギーのシステムは、事実上どんな行動であっても、大衆に根ざした唯一の政党を壊滅させるための大量虐殺への加担(南ヴェトナムやインドネシアのように)にしろ、国際テロ(キューバのように)にしろ、あからさまな侵略(同時代の南ヴェトナムのように)ー人々の記憶から消し去ることができるし、正当な自衛や善意の行動を誤った取り組みに変えることだってできるだろう。

世界の支配者はその意図を隠す必要がないだけでなく、むしろ威信を維持するためにそれを誇示することを好むものだ。キューバにおけるソ連の犯罪は秘密裏に行われていたが、片やアメリカはソ連を攻撃用の破壊兵器でかなり公然と包囲していた。時事解説者が頭を悩ませた疑問は、パウエルがスティーヴンソン的瞬間を再現しうるのかどうかだった。中には、それに成功したと考える人もいた。

アメリカが主張してきた論点を裏付けるもの

ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、ウイリアム・サファイアは勝ち誇ったように、パウエルのアドレイ・スティーヴンソン的瞬間を報じた。化学兵器の格納庫と言われた施設にトラックが横づけされている衛星写真と、トラックが立ち去った後のもう一枚の写真を提示したのである。これは校滑なイラク人が査察チームの中に潜入している証拠でもあり、このチームは信頼できないので、米国政府が所有するとしている情報データは提供できないという、アメリカがこれまで主張してきた論点を裏付けるものなのだった。

アダム・クライマーは両者には歴然とした相違があったと指摘し、スティーヴンソン的瞬間はソ連のミサイルに関する恐怖が現実にあり、核の対決がさし迫っていたと言っている。同様のケースは他にも多くあり、それらは後からあちこちですっぱ抜かれるようになった。それでもなお、これはスティーヴンソン的瞬間と見なされた。どうやらソ連の国境では、ミサイルに対する恐怖などどこにも見当たらなかった可能性もある。

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