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コミュニケーション

実物大の自分を受け入れること

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九二年夏にメガ・ヒットした映画『美女と野獣』は忘れられません。ディズニー・アニメーションに大変化が現れたからです。画期的なニュー・ヒロインの登場でした。彼女の名前はベル。ベルは本を読むのが大好き。想像力にあふれていて、いつも自分の世界で遊んでいます。そのために村の人たちからは変わり者扱いされるのです。彼女が何を考えているのか、周囲の人たちには理解できない。ベルは不可解な存在なのです。白雪姫やシンデレラのようなシンプルな個性ではなく、もっと複雑なキャラクターです。

彼女の出現に私は興奮しました。あー、いよいよ個性や言葉、について問われる時代が地球サイズでやってくるぞ、私はこの日を待っていたと。ほら、見てごらんよ、変わり者の女の子が通るよ、と言って村の人たちはペチャクチャとベルのことを噂します。でも、彼らにはかまわず、ベルはスイスイと歩いていきます。村の人たちの輪に入ろうとはしません。これまでおとぎばなしのヒロインといえば、飛びきりの美女で働き者で、そのうえ優しくて気立てのいい娘がほとんどでした。白雪姫やシンデレラなどがその代表格です。ところがベルは違いました。

自分を受け入れる

もっと積極的で、もっと勇敢で、もっと優しい自分をイメージしていた。それなのに実際の自分は積極的でなく勇敢でもなく優しくもない。そのギャップに腹を立て、自分を好きになれなかったのかもしれません。ではなぜ積極的でありたかったのか。勇敢でありたかったのか。おそらくカッコいい私、にこだわったのだと思います。いうより、空想になってしまう。だったらいっそのことカッコいい私、など存在しないと考えてみたらどうか。自分の中の自然。そのカッコ悪いところを前に押しだしてやる。

それがイコール、実物大の自分を受け入れることになります。そうすることで、人間は意識的に変えていかなくても自然に変わっていくはずです。自分の期待に応えるために、自分自身を偽って生きることのバカバカしさ。それまで自分のパワー不足を嘆き、自分は情けない人間だと思い込み、自分を好きになれなかった人は、実はパワー不足でも情けない人間でもなく、ただ自分自身の自然を無視していただけなのです。その人は自分を実物大で見ていません。

-コミュニケーション

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