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医療

痔で入院した患者たちの上下関係

投稿日:2015年4月1日 更新日:

成人の3人に1人がかかるという痔。なんと、虫歯に次いで日本人の病気の第2位の座を獲得しているのだが、場所が場所だけに、なかなか人前で口にできる病気ではない。それだけに、ひとたび同じ病気の者が集まると、一種異様ともいえる親近感が湧く。まして、同時期に入院手術する仲間となれば、もう他人とは思えない。まさに真のおシリ合い、同期の桜なのである。

今年32歳になるAさんは、新婚4カ月の筋骨たくましいナイスガイ。だが、不幸なことに突然痔になってしまった。そこで痔の手術では定評のある市中病院に入院することにした。細菌感染によって肝門の周囲に膿瘍ができる痔ろうである。進行すると危険なので、治すには手術が必要である。これが炎症を起こすと臓を出すまでひどく痛む。痔といっても、いろいろ種類がある。その3大タイトルは痔核(イボ寿)、裂肛(切れ時)、そして痔ろう(あな療)である。

入院患者に温かく迎え入れられたが

妻に合わせる顔がない、とがっかりしたAさんだったが、入院したその日から、他の入院患者に温かく迎え入れられた。術後の経過もよく、まずまずの入院生活を送っていた。そんなある日のことである。ところで、あんたは切れてたの?出てきたの?隣のベッドのY氏が、親しげに声をかけてきた。A氏はなんのことかよくわからないながらも、持の種類をきいてるのだなと思い、いえ、できたんですと答えた。と、その瞬間、周囲にサッと冷たい空気が走ったのである。

なあんだ、そっちかか、今まで好意的だった彼らの目が、急にさげすみにとなった気がした。療核患者は男女ともに全体の60%を占める。原因も、ほかの2つが便秘が主であるのに、痔ろうは下病と異なる。イボ痔の場合、トイレや正座の後はもちろん、歩いているときでさえも、脱肛を押し込まなくてはならないという、辛く苦しい経験を伴う。痔ろうは他の2つと違い、羅患する率も、せいぜい男性で全体の10%強の少数派。

入院中は毎日、Y氏を囲み、手術に至る長い忍耐期間の武勇伝に花が咲く。ところが、突然炎症を起こしたA氏は持経験も入れないなことにも上下があるのかと、一抹のさみしさを味わっなのであった。

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