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雑誌編集者がいつももらってるようなプレゼントや心付けの類

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エディターがデザイナーから下心のない豪華プレゼント攻めに遭うのは、業界内ではよく知られたこと。ペイオラ時代のラジオのように、ファッション・メディアにもバイアスがかかる可能性はある。みんな、自宅にいる時のように周囲を気にしなくていい場合にはムカつく服の数々をとことん切りまくるくせに、ファッションそのものに否定的判断を下すとなると尻込みしてしまう。もちろん、プレゼントは賄路とは限らない。

セレブにただで服をあげることが販売促進に役立つように、トップ・クラスのファッション・エディターやテレビ・レポーターに太っ腹なお土産袋を渡すことは、ブランドの話題作りに一役買う。つまり、ファッションの権威を見せつけることになるのだ。プレゼントに関して各出版社が設けている基準はやや漠然としていて、法外な品でない限り、一応受け取って構わないことになっている。もちろん、プレゼントをもらったからといって、エディターの判断が揺らぐとは言い切れない。だが、プレゼントをくれるデザイナーをひいきしたいという気持ちが全くないとは言えない。

ある程度の価値のあるものにルールが適用される

雑誌編集者がいつももらってるようなプレゼントや心付けの類を私が受け取ったら、クビになっちゃうわ。私が言えるのはそれだけよ!。ギヴァンがワシントン・ポストのポリシーをこう説明する。一目置かれるエディターが基デザイナーの新商品のバッグを持ち歩いていたとなれば、まるでドミノ倒しみたいに、真似をする人が続々現れるだろう。そんなことをほのめかしたりしたら、それだけでも大変なことだ。なぜなら、政治記者が上院議員からプレゼントをもらったり、レストラン評論家がシェフから素敵なプレゼントをもらったりしたら、当然疑惑の目が向けられるではないか?

基本的には、ある程度の価値のあるものすべてにこのルールが適用されるの。ホントよ、私にも口紅やTシャツが来るのよ。でも、やっばりそうしないと自由に書きにくいから。メディアとファッション・ビジネスの蜜月関係は、公正なはずのメディアも当てにならないという心もとない状況を招く。時々、惜しくて惜しくてね。ハンドバッグやセーターなんか、何度送り返したことか。一般大衆がもらえないものを私がもらう道理はない、とある専門家は言う。

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