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環境問題

残留農薬基準の設定などについて

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輸入食品の問題の一つは、ポストハーベスト農薬です。貯蔵や輸送の間に虫に食われたり、カビが生えないようにするために、十分にたっぷりとかけられているのです。食品が使用されるまで有効成分濃度の農薬が残存しています。

ソバの自給率はたった一四パーセント。トウモロコシにいたっては自給率一パーセント、大豆の自給率は五パーセントです。私たちが農業をしなくなってしまったのは、けっして、私たちの怠け心からではなく、政府がそのようにし向けているからです。けれども、これらの値は、いかに私たちの食生活が異常であるかを示していると思います。

農薬が食品中にどれだけ残っていてもよいかをきめた数値が「残留農薬基準」です。厚生労働省が、食品衛生法に基づき、農薬ごとにきめています。ppm(一〇〇万分の一)という単位であらわします。たとえば、二OO二年に問題になった中国産の冷凍ホウレンソウに残っていた殺虫剤のクロルビリホスの場合、残留基準は〇・〇一ppmです。このときのホウレンソウからは、最高値二・五ppmのクロルビリホスが見つかりました。残留基準の二五倍という値です。

小麦などの穀物には

小麦などの穀物には、貯蔵時に粉末状または液体状の農薬が散布されます。そのため、農民連食品分析センターで分析した結果では、小麦粉、パン、麺類、学校給食パンなどからマラチオン、フェニトロチオン、クロルピリホスメチル等の有機リン系の殺虫剤が検出されているということです。これらの薬は中枢神経や脊髄)に害をあたえることがわかっています。

クロルビリホスの残留基準は、エダマメやレタスは〇・一ppm、コマツナやブロッコリーは二ppm、ダイコンの根は三ppmときめられています。種類によって残留基準がちがっているのは、それぞれの食品に基準値近くまで農葉が残っていたと仮定して、それを一生にわたって毎日食べ続けても「一日摂取許容量(ADI)」の八割以内におさまるようにきめてあるからです。

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