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環境問題

残留農薬許容基準

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欧米では、一九五年代にすでにネズミやサルを使ってBHCの慢性毒性を調べていました。このデータにしたがって世界保健機関と国連食糧農業機関(FAO)が農薬の残留許容基準を定めています。農薬の毒性には、パラチオンのようにすぐに害の出る急性毒性と、少しずつからだにたまって害を起こす慢性毒性とがあります。一九六六年にコメがくさいという苦情が出ました。一九六九年には、高知県で牛乳から高濃度のBHCが検出されました。

残留農薬許容基準というのは、ある農薬が作物に残っていても人体に害をもたらさないとされる許容濃度の上限です。しかし、BHCのような分解されにくい農薬は、たとえ少量ずつであっても気がつかないうちにからだの中に蓄積されていくので、たいへん怖い。

農林省は、BHC、DDTの国内向け生産を禁止します。つづいて、母乳からもBHCが検出されました。これを機に政府の残留農薬対策は急速に進みます。そして、財団法人残留農薬研究所が発足しました。私たちが農薬に汚染されたコメなどを食べなくても、農薬に汚染された飼料をウシやブタが食べれば、ウシやブタに蓄積された農薬が私たちのからだに入ってきます。そして、肝臓を冒したり、生殖能力を奪ったりします。牛乳にBHCが含まれていたことから「農薬公害」という言葉ができました。このように、福音と思われた農薬の開発は、害虫の抵抗性の獲得、天敵の死滅による新しい害虫の発生、残留農薬など、大きな社会問題をもたらすことになりました。

今から三億五万年くらい前までは

今から三億五万年くらい前までは、海の中に隆起した陸地の大部分は、風や雨などによって、地殻から分離された砕層岩でおおわれていました。その頃は、地殻が地球の表層部だった。地球のもっとも外側の層を土壌といいます。土壌の最表層は表土です。土壌も表土も地球が誕生した時からあったのではなく、長い時間をかけて生き物たちがつくったものです。

この時期にはまだ土壌も表土もなく、地球の表面は岩と砂利と砂でおおわれていました。河川の岸辺や岩の間のくみには、水によって運ばれた砂や砂利が溜まっていました。けれども、これらの物だけでは、植物はその上に生えることはできません。水と炭酸ガスとアンモニアと塩類が必要です。これらの物質をもとにして植物は有機物を作りました。

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