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有権者は争点ではなく個人的な資質に目を向けさせられた

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有権者は争点ではなく、個人的な資質に目を向けさせられた。一般大衆がエリートと見解を異にする問題は、一般に議題から外されていた。有権者の間では、といっても富裕層に大きく偏っているが、自分たちの階級の利益が危ういことに気づいている人々は、往々にしてそうした利益を守るために投票する。つまり、二つのビジネス政党のうち、より反動的な方にである。労働者の間では、銃の所有、信心深さといった経済以外の問題が争点となり、そのために彼らはしばしば自らの本来の利益に反する投票をすることになった明らかに、選択の余地はあまりないと護てのことだろう。

一般大衆では別の形で票が割れ、二〇〇〇年の選挙のように、時にはそれが統計上の同点に繋がる場合もある。産業界の指導者が昔から説いていたのは、大衆に無益の哲学と人生における目的の欠如を押し付け、硫行を追う消費によってほぼ成り立つ表面的な事柄に、人々の関心を向けさせる必要性だった。

民主主義の名残りがあるとすれば日用品を選択する権利くらい

民主主義の名残りがあるとすれば、日用品を選択する権利くらいだ。二〇〇〇年には、無力感が過去最高のレベルに達し、五〇%を上回った。彼らは自らの運命を企業経営者や広報産業に委ね、政治の領域では、権力に仕え、それを管理する自称知的少数派に全てを任せてしまうのである。幼児期からそうしたプロパガンダにどっぶりと浸かっていれば、人は無意味で従属的な人生を受け入れ、自分たちの手で物事を掌握しようなどというばかげた考えは忘れるかもしれない。

エリートの見解ではお馴染みのこうした観点からすれば、二〇〇〇年一月の選挙はアメリカの民主主義の欠点を明るみに出したのではなく、むしろその勝利を示していたのだ。そして一般的に言えば、民主主義の勝利を西半球一帯で祝うことも、それ以外の場所で歓迎するのも、たとえその国の人々がそう見なさなくても正当なことなのである。

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