雑学

洋食器セットの枚数が6で和食器は5となっている理由

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洋食器セットの枚数が6で和食器は5となっている理由

洋食器は何故6セットで和食器は5セットとなっている理由は何かご存知だろうか。。デパートの贈答品コーナーなどで食器のセットが売られているが、和食器は5個セット、洋食器はたいがい6個セットになっていることが多い。なにか理由があるのか。

日本の古い家長制度のもとでは、客人が訪ねてきた時、妻は裏方で食事の支度や雑事をこなすのが普通で、食卓に同席することはありませんでした。たとえ4人の客があっても妻の分の食器は要らないので、夫の分を合わせて5個のセットで済むという説もあります(前出のメーカー社員)。女権論者が聞いたら卒倒しそうな話だ。

カップル社会の欧米では夫婦そろって客人をもてなす

一方、カップル社会の欧米では夫婦そろって客人をもてなす。招かれる側もカップル単位のことが多く、必然的に偶数個の食器セットになるのだとか。和食器が5個セットなのは、そうした物の数え方の概念によるという説もある。そういえば、怪談番町皿屋敷でお菊さんが割ったのも10枚組の皿だった。

核家族化が進み4人家族が多く、1つは割れた時の予備」ということが定着し、今では5個セットが増えたという話もある。

日本では昔から奇数を重んじる風習があるため

日本では昔から奇数を重んじる風習があるため

祝儀を包む時に偶数を避けるのも、5月5日や7月7日が節句になっているのも、奇数を尊重する思想の表れだ。中国の陰陽思想の影響で、日本では昔から奇数を重んじる風習があります。それで和食器は5個セットになったといわれます(国内の大手食器メーカー社員)。

また、和食器が5セットなのには、日本には長いものをパッケージングすることがないからともいわれ、パッケージングする際に、特に6セットでないと都合が悪いということもないというところからも、5セットである理由ともいわれているようだ。

ブランド皿で家族分のみ3枚や4枚あり、誰かお客さんがくると、一人違うお皿というのもちょっと寂しいかもしれない。

テーブルセッティングの点から言っても奇数にすると、アシンメトリー(左右非対称)になり、くずれた、流動的な感じになります。これが和食の「わび・さび」に繋がるのかもしれない。

食器セットひとつにも文化の違いが見て取れる。招く機会はまずないため、半ダースの6個に欧米人が6や12を単位と考えるのに対して、日本人は5や10をきりがいい、と感じる。欧米の物の数え方の基本は12進法のダースだから、洋食器の正式なものは12個セット。しかし、一般家庭でそんなに多くの客を落ち着いたということらしい。

他にも、

 ■ 十進法で五は値段も分かりやすいし計算もラクだから
 ■ 亭主2枚、客2枚、予備一枚だから
 ■ 日本は奇数が縁起がいいから(割れないから)
 ■ 日本は割れても困らないように一枚予備で五枚

などというような俗説もある。

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