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新旧ヨーロッパの各国政府は単純な基準により区別されていた

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民主主義をふりかざす姿勢は、二〇〇二年秋に戦争のための動員がかけられた頃、珍しくあからさまに示された。大衆からの圧倒的な反対の声に、何とか対処しなければならない事態になったためだ。イギリスでは、国民は戦争に対して賛否がほぼ五分五分に分かれていたが、政府は第二次世界大戦後に受け入れざるをえなかったアメリカのジュニア・パートナーの地位を維持した。

有志連合の中では、アメリカの大衆は、少なくともその一部は、九月を期して一斉に始まったプロパガンダ・キャンペーンによって操作されていた。有志連合の正式メンバーの二カ国以外では、問題はより深刻だった。この国の存続そのものが脅かされた時期に、アメリカの指導者がイギリスの懸念を軽くあしらい、取り合わなかった時ですら、イギリス政府はその地位を守り続けた。イタリアの世論が挙って戦争に反対していることなど、初論問題にされなかった。新旧ヨーロッパの各国政府は、単純な基準により区別されていた。

戦争には断固反対だった

ヨーロッパの二大国、ドイツとフランスでは、政府の公式見解は国民の大多数の意見と一致しており、戦争には断固反対だった。その結果、米国政府と多いの時事解説者から痛烈に非難されることになった。新しいヨーロッパはイタリアに象徴されて、首相のシルヴィオ・ペルルスョーニはホワイトハウスを訪問中だった。世界の支配者を自称する人々ーブッシュ、パウエルなどがおおっびらにこう宣言したのを思い出してほしい。国連や他国が追いついてきて適切な関係になろうがなるまいが、アメリカは戦争を遂行するつもりだ、と。

政府が国民の大多数と同じ立場をとれば、そしてワシントンからの命令に従うのを拒めば、ただそれだけで、その政府は不届きな古いヨーロッパの仲間になった。問題外とされ、苦境に陥った古いヨーロッパは、アメリカに追いつこうとしなかった。新しいヨーロッパも同様だった。少なくとも、国民がその国の一部だとすればの話だが。

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