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春の山は高くそびえ峰々はまだ厚い雪に覆われているのが遠望できる

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春先、高くそびえる峰々は、まだ厚い雪に覆われているのが遠望できる。その山肌に現われる雪形を眺めるのも、登山の楽しみである。山に登れば、標高は低くても眺望を満喫できる。人間、少し高いところに上がっただけでも、けっこう気分裏快になる。普段の視点と異なれば、見慣れた景色も新鮮に見えるからだ。雪形は各地にあり、その地方で伝えられ、言われているものと形が似ていようが似ていまいが、それは大きな問題ではない。山肌の岩盤と残雪が織りなす自然の芸術を楽しめばよいのだ。そこで、代表的なものを以下に挙げておきたい。

越前大日山

山麓の福井県勝山市荒土町松ケ崎では、三月下旬にこの雪形が現われる。大日山(標高一三二〇m)の山腹に現われる、羽ばたくツルに似た雪形である。雪形が現われると、すぐにサクラが咲き、春の農作業が本番を迎えるという。

常念岳の常念坊

安曇野市豊科南穂高あたりからよく眺められる。常念岳(標高二八五七m)の名の由来でもある常念坊は、袈裟を着た坊さんが徳利を携えている格好、あるいは坊さんが托鉢をしている姿に見える。四月中旬から五月中旬のころに出現する。そのころ里は春の盛りである。

自馬岳の代かき馬

雪解けにともなって現われる岩肌部分が、水田の代かき作業をする馬の姿に見立てられたもの。白馬岳(標高二九三一の名前の由来となっている、尻尾をはね上げた馬の姿である。田植えの時期の直前に見られることから、里では苗床づくりの目安としてきた。例年、四月中旬~五月中旬に現われる。

富士の農鳥

富士山の北東斜面・屏風尾根の下方、古御岳流し(吉田口登山道・八合目の下の辺り)の雪が強風に吹き飛ばされ、残った雪が鳥の姿として出現する。鳥が首を伸ばした姿で、これを山頂に頭を向ける鳳凰と見なし、富士山北麓では古くから農作業を始める時期の目安としてきた。また、出現の時期や形でその年の豊凶を占い、早い時期に現われると冷夏になるとの言い伝えもある。ふつう四~五月に現われる。

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