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山のトイレ、ゴミと自然保護の問題

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・山のトイレ、ゴミと自然保護

人間は自分自身が楽しむため、心を癒すために山・自然を利用します。それがほどほどであればよかったのですが、度を越したために問題になってきました。ゴミのポイ捨てをやめたり、むやみやたらな場所でトイレをしない、使用したティッシュを持って帰るなどすれば、つまりマナーがよければ問題にならなかったのでしょう。オーバーユースです。昔に比べ山・自然が人間・登山者を包み込めなくなるほど利用者が増加し、特定の時期、特定の場所に集中し多様化の傾向にあることも確かです。

登山者のみならず、特に夏場での特定地域への観光客の集中は環境許容量をはるかに超えているようです。東京都山岳連盟が奥多摩御前山で行った水質調査でも、登山者が多い時と少ない時の差が時期をずらして(地中にしみこんで)はっきりと出てくるそうです。トイレ問題などは人が多く集まる北アルプスのみならず地峰山など全国的に対応が叫ばれています。かつて(一九九八年)、エべレスト北面第三キャンプにはトイレがありませんでした(べースキャンプには立派なトイレがあります)。ほとんどのパーティーは石で囲ったトイレに排池物は置き去りです。

生ゴミのポイ捨てによる連鎖反応

携帯用トイレ持ち帰りなど提案も多くなされていますが、すでに大きな問題になっていて、その点を考えて山登りをする時代になってきました。ゴミ(特に生ゴミ)のポイ捨てによる連鎖反応でねずみが引き寄せられ、その後を狐が這い上がり、元から棲息している鳥・動物を襲い、植物を荒らし生態系を破壊するといったことも報じられています。本来、植生というものは、ある環境に生育している植物の集団のことを言います。

広葉樹、針葉樹の樹林帯とかナナカマドなどの灌木帯などはその例です。これらは分布している地域の標高、気象、地質などに密接な関係があります。かつて著名な写真家の星野道夫氏が熊に襲われて不幸な最期を遂げましたが、これもその地域で生ゴミを熊が食べたりしていて生態系が壊れていたことを氏が知らなかったことによるものとの見方がなされています。

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