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山の知識がない己を知らない人は危険

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・山を知り、己を知る

山を知り己を知らば、百山するも危うからずとは、孫子の兵法をもじったものです。ある登山家は、山登りを始めたばかりの1961年、高校2年の夏休み、甲斐駒ヶ岳と仙丈岳に登りました。5月の奥多摩、6月の丹沢に続いて7月、3回目の登山が南アルプスになった理由。クラスメイトに甲斐駒ヶ岳の登山口、白州町(現・北杜市)台ヶ原に実家のあるK君がいて、岩崎、山が好きなんだから俺ンち泊まって、甲斐駒ヶ岳に登ったらいいじゃんと声掛けてくれた。

夏休みで時間はたっぶりありますから、どうせ行くなら1週間くらい山に入ってやろうと考えて、黒戸尾根→甲斐駒ヶ岳→仙丈岳→三峰岳→間ノ岳→北岳という、登山経験3回目にしては壮大な計画を立てました。若気の至りで、向こう見ずだった。山も知らなかったし、己も知りません。経験不足だからまだ無理とか、だから行かないなんてことは考えもしませんでした。当時、山小屋に泊まるには、1泊に付き米3合持参しなければなりませんでした。K君の家に一晩世話になり翌日、勇躍、黒戸尾根に向かいました。ザックが歩いていると言われたくらいの大きなザックを背に、我が家を出たのです。

初めて背負う重たいザック

ザックは20キログラムを超えていました。1合は夕食、1合は朝食、1合は昼の握り飯になります。屏風岩の様子の登りでは足がつってしまいました。北岳までなんて行けっこありません。だましだまし、なんとか七丈小屋に入りました。仙丈岳に登ったら戸台に下ることにして、お米など不要な荷はすべて七丈小屋に置きました。3日日、仙丈岳に立ち戸台に下山したのです。

己を知って、はなっから甲斐駒ヶ岳と仙丈岳の2山として、2泊3日の計画にしていたら、足をつらすことなどなかったのに、3年も昔のことを懐かしく、恥ずかしくも思いだす今日この頃であります、とある登山家。昨今、山を知らず己を知らないまま山に入る人が、増加しています。山を知り己を知らなければ、安心安全なプランニングができるはずがありません。

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