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山での遭難事故は多い-過去の例に見る危険性

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川苔山は奥多摩駅にほど近い、駅から登れる山として人気のある山です。都内に住むKさんが奥さんに川苔山に登ってくると言って川苔山に向かったのは三月でした。三日後、登山道から一五〇メートル下で遺体で発見されました。単独行であり、直接の滑落原因は推測するしかないのですが、どのコースを登るか奥さんにも告げず、届けもでていませんでした。中高年の遭難事故、特に日帰り登山での重大遭難事故は、この下山遅れにより職場や家族へ迷惑をかけないように、あるいはマスコミなどによる騒ぎをさけたいために、無理して下山しようとして発生しているケースが非常に多いです。

奥多摩で起きたある遭難事故もまさにその典型でした。出発が遅く、登りはじめは昼すぎと思われることから下山途中で日が暮れ、道の雪も凍りはじめあせって下りているうちに滑落したと思われます。川苔山は初めてだったそうです。おにぎりとお茶は持っていったがランプやアイゼンは持っていっていませんでした。

もうひとつの事故は六ッ石山で

もうひとつの事故は六ッ石山で起きました。六ッ石山からの下山中に台風で木が倒れ正しい道をふさいでいたため、尾根通しの踏み跡に入ってしまったのです。都内に住むSさんとHさんは九月に定例山行の下見に六ッ石山に登り帰って来ませんでした。山岳会の下見に行くほどの人たちですから道に迷ったことはすぐ気がついたはずです。引返せば事故は起きなかったでしょうが、半袖に薄いヤッケ、秋の早い日暮れと何とか下れるだろうという甘い見通しでつき進んでしまったのでしょう。

他にも一〇名ほどの登山者が間違え、引返す時に彼らとすれ違っています。またビバークできるだけの装備も持参していませんでした。しかし彼らは引返さずそのまま強引に下り、林道まであと三〇〇メートルというところで尾根上の三〇メートルの垂直の岩からSさんが落ち、まわり込んで下に下りようとしたHさんも転落したものと思われます。このように中高年の事故は装備の不備で日没や天候悪化に伴いあせって行動したり、道に迷い尾根を強引に下りたり、沢に下りてしまい滑落するケースが非常に多いのが特徴です。

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