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山の危険には主観的危険と客観的危険があると言われている

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山の危険には主観的危険と客観的危険があると言われています。これは古くはエミール・シグモンディという登山家が提唱したもので、彼は主観的危険と客観的危険とに分類していました。主観的危険は、個人の持っている登山技術や知識、経験といったもので落石、雪崩、暴風、風雪、低温から崖や急傾斜などの地形による危険を判断し回避、克服する技術や知識、経験を含みます。これは人により異なります。落石、雪崩、暴風、風雪、低温から崖や急傾斜などの地形も含まれます。客観的危険とは山や自然本来が持っている危険のことです。

これらは誰に対しても平等です。登山=学校論と言われる所以です。自分の技量内の対象を選び山に登っていれば安全性は限りなく高くなりますが、それでも一つの問題があります。それは予測できないあるいは予測を超えた危険が存在しうるということです。客観的に同じ状況なら技術、経験が豊富な人の方が安全性は高くなります。したがって山を登るということは、自分自身の技量を高めていくためです。もうひとつは安全性が高くなるほど登山の面白味の要素が減っていくということです。

この先に何が出てくるか

この先に何が出てくるか、どんな危険があり、どんな素晴らしい景色が待っているかという期待感がなくなるのです。そこでステップ・バイ・ステップで進めればよいのですが、そのためにはよき指導者が必要です。北海道の日高で起きた雪崩遭難もそのひとつです。確かに沢に幕営していたのですが、周囲は平坦で樹齢百年の森林地帯でした。その大木が切断されるような雪崩が発生したのです。

積雪地の山で小さな木しか生えていない斜面はよく雪崩が起きるということは予測できますが、樹齢百年を越す木があるということは百年間は雪崩が起きなかったということですから予測は困難であったと思います。山に主観的危険と客観的危険があるとすれば、対象とする山にどのような客観的危険があるのかを知っておくことが大切です。

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