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山のゴミ問題-持ち帰りは今や常識です

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・ゴミは持ち帰るべし

現在では、ゴミの持ち帰りは常識になっています。山に限らず、きれいな方が気持ちはいいに決まっているから、登山者も学習してきたということでしようか。昔々、日本の山はゴミだらけでしたが、最近はきれいです。今も昔も清掃登山というイベントがあります。その名の通り、みんなで山のゴミ拾いをするのですが、昔はゴミ袋一杯になるだけゴミが拾えて、その量の多さを競い合ったもの。この清掃登山という活動が、多くの登山者の耳目に触れたことが好影響を与えたのでしょう。今やゴミは捨てない、持ち帰るのが常識になったわけです。

20年以上も前のこと、仲間と2人、南アルプス縦走に出かけました、とある登山家。釜無川から横岳峠に立ち、6合目石室を目指したのですが、力及ばず手前でテントを張って1泊。翌日、通りすがりにゴミが散らかっており、放っておけず片付けてしまいました。2日遅れで、戸台川側から鍋岳に登り、6合目石室に泊まった後輩から、きれいで気持ち良く泊まれましたという報告を聞いて、掃除した甲斐があったと感じたものです。

生ゴミは腐るから大丈夫などと言いながら

故意にゴミを捨てる人は見なくなったと書きましたが、生ゴミは腐るから大丈夫などと言いながら、ミカンの皮などをポンポン投げ捨てる人は、ときとして見かけます。この腐るから大丈夫、という認識は間違っています。ミカン(の皮)など樹橘類は腐ると芳香を放ちます。これに引き寄せられた野生動物たちが腐ったミカンの皮を食べ、お腹を壊すことがあると聞きます。山に棲む野生動物たちに迷惑をかけるわけです。

実は不用意にゴミを作ってしまったことがあります。おやつの入ったスーパーの袋、こいつが曲者なのです。休憩の際、おやっを取りだし、空になった袋を不用意に脇に置く。そして、おやつのおいしさに感じ入った途端、一陣の風が吹いて空の袋を宙に舞い上げてしまう。あわてて追いかけ、うまくキャッチすれば問題なしですが、高く舞い上がったり、崖の向こうに飛んでいったりしてしまうと、回収不可能のゴミと化してしまいます。山に持ち込んだものは必ず持って帰る。このテイクイン・テイクアウトの意識は大事な作法です。

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