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医療

若い看護師に悩むベテラン婦長の不満

投稿日:2015年3月28日 更新日:

Wさんは46歳のベテラン看護婦。婦長より6歳も年長だが、ウマが合い、なにかと婦長を立ててくれる。婦長がナースセンターに顔を出したとたん、夜勤明けのWさんがいかにも困ったという顔で呼びかけた。婦長、なんとかしてくれませんか。全然わからないんですよ。

Wさんが指差したデスクには看護記録が広げられている。子どもの受験などでしばらく職場を離れていたが、やっと去年から復帰した。看護記録とは、交代勤務の看護婦、ときには医師のために、病棟各部屋の患者の病状を細かく記録したものだ。

そういえば最近気になっているのが、そこに書かれた文字の変貌ぶりである。ときには温の欄にハートマークまであったりして、まるでペンションの思い出ノートのノリである。しかし、新人看護婦が苦にしがちな記録を、たとえそういう形でも楽しんでいるのなら、それはそれでいいのかしらと、ついこの間までWさんとも話していたのだ。いわゆる長体へタウマ文字が、殺風景な大学ノートのマス目にびっしりと並んでいるのである。

黙っているとエスカレートしていく

ところが、黙っているとエスカレートしていくのがギャルたちの常。目立つのはとき2だのぜん2だの。キャピキャピした文字の合間に意味不明な記号が散らばっている。見せてくれたノートはもうなんだかワケがわからない。少しばかり若い婦長はピンときたが、Wさんが理解できるはずもない。

驚くのはまだ早い。超の字が頭についた病状報告もやたらにあるのだ。心身超衰弱、食欲超ゲンタイ、洗髪が超やりにくいという具合。一瞬読むとギョッとする。これにはさすがに婦長も開いた口ぶさからない。すぐに若いナースを集めて警告を発した。まるで10代の娘の話し言葉そのもの。

記録は、だれが見ても迅速に把握できるような言葉で書いてください。ギャルたちは神妙に、しかしどこか納得のいかない顔をしている。まさかこんな忠告をするとは、看護生活20数年間の婦長も思いもよらなかった。退職した前の婦長がよく言っていたっけ。看護の心は一つだと。でも、今の世の中、それはムリです。心の中でそうつぶやいた。

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