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ヴェルサーチのショーを見るために自腹切ってミラノに飛ぶ余裕はない

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製品を身に付けて、周囲に見せてもらいたいという思惑なのよ。各企業が雑誌のエディターにティファニーの時計やスパのチケット、ゴディバのチョコレートなんかをプレゼントする例も知ってるけど、どっちかというと、スタイリストに自社製品の靴や服をあげるほうが多いと思うわ。

フイリップ・ブロックによれば、プレゼント攻勢は日常茶飯事だが、その動機はみんなが思うほど偏ったものではないという。僕ら、前列じゃなきゃ行かない、って冗談で言うんだけどね。前列じゃなきゃ行かないさ、そんなに暇じゃなんだから。ホントに来てほしいというなら、前列に座らせてくれなきゃね。実は冗談じゃないんだ。

ファッション・ショーって九〇〇〇万回もあるんだよ。ブラウスの場合、一応貸与されている服でも、デザイナーから、とっておいていいよ、と言われている。その中から俳優たちにプレゼントを渡すように、ということなのだ。ただし、俳優がそれを着ている写真と引き替えに。

出る杭は打たれる

出る杭は打たれる、って言うだろ。まさにそれだね。まあ有名税みたいなものさ(なんて絶妙なサウンド・バイト!この男、まさにファッション・メディア向きだ)。僕はフーランサーだから、ヴェルサーチのショーを見るために自腹切ってミラノに飛ぶ余裕はないんだよね。それだけのことなのに、みんな、何様だって感じで見るんだ。デザイナーのお金で移動することもあるよ、いつもってわけじゃないけど。デザイナーがスタイリストにただで何かをあげるのは、単なるご機嫌取りではなく、そうしないと仕事にならないからだというのがプックの主張である。

これほどまでに多くの力でファッション漬けにされてしまうのだから、私たちが溺れてしまうのも無理はない。もちろん、これらの実体が組み合わさることで、服が持つ創造性が社会的に大きく広がってきているというのなら、それはそれでいい。だが、大方のところはこんなふうにまとめられるのではないだろうか、広告とエンタテインメントとファッションの怪しい混ぜ物から生まれてきたのは、より大きな利益と箱になる服の山がまたひとつだろう。

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