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宇宙

宇宙の環境は明らかに時間的には大きく変化してきている

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一九六五年に、宇宙から等方にやってくるマイクロ波が観測されたが、これは天体がまだなかった時代の宇宙の姿の観測であるといえる。進化する、ということの意味にも、いろんな段階がある。物質は不変でも、それの固まり方が異なっていろいろの天体的構造の変化がおこりうる。我々の宇宙は膨張宇宙であるから、収縮していた過去では天体などというのはもともと存在しなかったはずであるから、宇宙の環境は明らかに時間的には大きく変化してきている。すなわち、進化する宇宙であることは避けられない。

石油が地球での生物進化の化石というなら、元素は太陽系形成以前の近傍での星の進化の化石であるといえる。原子核は素粒子から成っているが、星の進化でもこういう素粒子的には不変で、その組み合わせが変化するだけであるといってよい。生物の進化では複雑に構造が変化するが、それは原子の組み合わせの変化であって、原子核レベルで見れば不変である。これに対し、星の進化では物質の配置だけでなく原子核レベルでの変化もおこる。

時空が認識の規範などではなく

彼は時空が認識の規範などではなく、物質的作用によって変化させることのできる実体として把え、一般相対論を完成させた。したがって、宇宙の進化を語る場合、物質の組成変化やその配置の変化のみを語るのでは不十分であって、時空の変化についても語られなければならない。ュートン以来、物理法則は物質についてだけ語られるものではない。運動法則は常にある物理的性質を有する時空というものを前提としている。この正確な認識はアインシュタインの相対論によってなされた。

膨張宇宙とは時空の変化の認識なのである。物質的作用で時空を変えてやれることを、より能動的な現象で見せてくれるのがブラックホールである。なぜそんなものが宇宙では発生するのかを考えてみると、実に必然的なのである。重力とは我々の一番なれ親しんだ力であるが、実に不思議な力である。それは万有引力と言われるように、作用する相手を選ばず同じだということである。

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