雑学まとめ

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宇宙

宇宙の始まりは高温だった

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温度が高いときには光から粒子・反粒子を対で作る反応も同じだけ起こっていたのが、温度が下がると、この作る反応が起こらなくなって消滅反応だけが進行して姿を消していった。ところがこのような消滅を免れる場合があります。一つは何かの理由で粒子と反粒子の数が等しくないため、対で消していくとおつりが残ってしまう場合です。

宇宙が非常に高温の初期宇宙には、あらゆる種類の素粒子で満ちていました。しかし膨張で低温になるにつれて、大きな質量を持っ素粒子は次々と対消滅して姿を消していった。なぜなら、クォークもレプトンも粒子と反粒子が反応して次々と消滅していくからです。

宇宙の物質というのは、けっして原子物質だけではない。人間は原子物質からできており、電磁気力で動いている装置です。このため、われわれはまず原子物質の存在に気づいたわけです。そういう偏った立場から、われわれは宇宙を見てきたわけです。

たったの一〇億分の一ぐらい多かった

クォークの粒子が反粒子よりわずかに、たったの一〇億分の一ぐらい多かった。このため一緒に消える相手と避り合えずに残ったのが原子物質であり、現在の宇宙に彩りをそえている。このような素粒子でも、銀河のように、たくさん集まれば、目に見える効果をあらわします。また弱い力で作用する可能性があるので、地上に据えた精巧な検出器で、われわれの周りを絶えず通り過ぎている暗黒物質を捕らえようという観測も始まっています。

弱い力や重力でしか作用しない素粒子は、われわれの感覚はもちろんのこと、現代の最先端の検出装置をもってしてもまだ捕らえられていない。宇宙の遠くに行かなくても、この場所にも未知の素粒子がいっばい存在しています。われわれの身体をも、始終通過しているはずです。しかし、それらがどんな作用で原子物質と関係しているかによって、物質のイメージは全然違ったものになります。宇宙は、われわれに新しい物質像をも教えているのです。現在の宇宙を火の玉宇宙の冷えたものという見方をとると、宇宙のいろいろの姿が分かってきたのです。

-宇宙

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