雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

宇宙

宇宙が形成されるには

投稿日:

宇宙が現在より一〇〇〇分の一小さい宇宙の時には構造がなかったのに、現在の宇宙でははっきりとした天体の構造ができている。この事実をうまく説明することが問題になります。物質は重力で互いに引き合うので、ある部分が周囲よりわずかでも密度が大きければ、どんどん自分自身の重力で固まっていき、密度が大きくなって、天体が形成されてきます。星などの天体は、こうしてでき上がったと考えられています。

すでに密度にむらむらが生じていたならば、物質が多くかたまっている所からは強い放射が出るので、その方向からの宇宙黒体放射の強度は強くなり、強度に異方性があるはず。ところが観測によると、このような異方性は一〇万分の一と小さいのです。ということは、この当時の宇宙ではまだ天体構造ができていない、のっペらばうの宇宙だったということを意味するのです。

最初の密度のむらむら、すなわち密度ゆらぎがどうしてできたのか、また泡構造がなぜ発生するのか、銀河の質量はなぜこの大きさなのか、といった疑問が次々に生じます。こうした疑問は現在まだ解決されていません。

宇宙の場合は膨張しているので

宇宙の場合は膨張しているので、重力による収縮は大きく妨げられ、非常にゆっくりしたものになります。このため、宇宙が一〇〇〇倍膨張する間に、何もないところから現在のような銀河の多数分布する宇宙を形成することは、難しいと考えられています。

構造の形成は、現在は見えていない新しいものを用いないと、不可能であると考えられています。例えば、暗黒物質が構造形成の手助けをしているようです。暗黒物質は宇宙黒体放射と直接結び付いていないので、暗黒物質の密度のゆらぎが猫りして成長していたと考えてもよいことになるのです。

また、われわれになじみのある素粒子からなる物質以外の、宇宙ストリングとか宇宙ウォールとかいった奇妙なものが、構造形成を助けているという説もあります。これらに共通することは、現在の宇宙にはまだまだわれわれの知らないものがいっばい詰まっているという予想です。

-宇宙

執筆者:

関連記事

no image

湯川の中間子論文を持ってきて

湯川の論文を持ってきて、神経質に「あっ、これも今と違う」と、次々に落としていったら、何も残らないかもしれない。しかし、中間子論は、そんなふうに「当たっている」「誤っている」といった形では判定できない役 …

no image

光の速度は一定であるという説

離れた場所だとちょっと遅れて光の信号が届く。それを補正しようと思うと、その光がどれくらいの速さで伝わるかということが分からなくてはならない。アインシュタインはそれならその光の伝わり方を決めてやろうと考 …

no image

火星探査機が発見

その組成やさまざまな特性を綿密に調べ、それが四五億年前に形成された火星の岩石だと判明したのは一九九三年のことでした。火星の地殻の一部だったこの隕石は、一五〇〇万年ほど前、巨大な彗星か小惑星が衝突した際 …

no image

ゴシップジャーナリズムなどは一般にない方がよいが

まだ生きてる人に対するゴシップ・ジャーナリズムなどは一般にない方が良いと思うし、だからどうだと言うのではない。ジャーナリズムの生態の差を言ってるだけである。しかし日本でも科学以外の世界ではゴシップは結 …

no image

天文観測衛星は宇宙の各種の天体や天文現象を観測する衛星

「天文観測衛星」は、宇宙の各種の天体や天文現象を観測するための衛星で、「宇宙を飛ぶ天文台」と考えてもらえばよいかもしれません。天文観測衛星のなかでも最近とくに有名になったのが、一九九〇年にスペースシャ …