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宇宙

宇宙の法則はどこでもまったく同じという謎

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膨張宇宙の、一つの非常に大きな問題。宇宙最大の謎。いま、宇宙最大の謎は、何かというと遠方の銀河でもなぜか法則はどこでもまったく同じだと思います。しかしそれ自体ほんとうは理由が分からないんですけども、非常に遠く離れたところでも同じ時間・空間であり同じ物質がある。不思議なのはむしろ、なぜ同じなのかということの方なんです。たとえば、北の空にずーっと北へ行った一五〇億光年先の天と南の一五〇億光年先の天とは、いま初めてそこから出た光がここで合ったわけです。

ということは、北へ北へ行った遠方の地点と、南へ南へ行った遠方の地点とは、かつて交信を取り合ったことがないんです。いま初めて出合ったんです。だから、ある地点とある地点とはいままで全然交信したことがないんです。「いや、昔一センチくらいしか離れていなかったんだから」と言うかもしれないけども、そのときから光は伝わっていても膨張の方も光の速度ですから進まないんです。

実は説明できないこと

おまえのところにはどんな原子があるとか、時間とはどんなもんだとか、そういうことをお互いに全然確かめあったことがない。にもかかわらず、全く同じものがあるんです。そういうことはいろいろ調べられているんです。これが実は説明できないことなんです。全く同じ原子で、全く同じ物理原則に従っている。もちろん、そこでは時間もわれわれの近傍と全く同じようなものです。

たとえば、ずーっと遠くへ行けば原子などはちがうんじゃないだろうかと。宇宙の温度、密度といった状態量だけでなく、たとえば、プランク定数、重力定数とか、電子の電気の大きさとか、そういうものでさえ何も、この辺とあちらの遠くの銀河系とで同じである根拠はある意味でないんですから、ちがう可能性をいろいろ調べたんです。ところが、全くいっしょなんです。ものすごく遠方の銀河系で物理法則がちがっていたり、時間の尺度がちがっていたり、そういう可能性を調べたけども、全く同じらしいということが分かった。これが分からないんですね。大きな謎にぶちあたってるのです。

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