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馬が計算を解いた-賢いハンスの話

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馬が計算を解いた。賢いハンスの話だ。最初は飼い主がなにかトリックを使っているのだろうと考えられた。しかし、ハンスの知らない人間が問題を与え、飼い主が姿を隠していても、彼は同じように簡単に、また正確に問題を解いた。世界的な心理学者の中には、たしかにハンスには高次の知能がそなわっていると新聞紙上で言明する者もいた。大勢の科学者たちが、これは馬の知性を証明するものだと考えた。し

かし一九一年に、どちらかというと無名の心理学者だったオスカー・フングストが集めたいくつかのデータによって、風船玉がはじけた。何回か慎重におこなわれた実験の結果、フングストはハンスが実際には紙に書いた数字は見ていないことを証明した。観客がハンスを見ながら無意識に発する、ちょっとした合図に反応し、自分が正しい数字を叩き終わったかどうかたしかめていた。

学問としての心理学の面目を失わせた

ハンスは、じつは彼に与えられた問題を知っている観客を見ていたようだ。馬の目に人間の姿がひとりも映らなかったり、問題を出す人にも答えがわからない場合は、ハンスはただ目茶苦茶に床を叩き続ける。人々がじっと動かず、顔の表情も抑えてわざと反応を隠しても、ハンスは彼らの中からわずかなヒントを見つけるらしく、やはり正確な答えを出すのだった。この一連の成りゆき、とくに著名な科学者たちが一頭の馬に見事にだまされて、動物に特別な知能があると考えたことは、学問としての心理学の面目を失わせた。

馬に暗算ができなかったという事実が、動物には思考力や判断力は一切ないという結論にまで発展した。動物に高次の知能がそなわっていると結論を下せば、いかなる場合もひたすら不面目で屈辱的な事態を導く、という教訓として引き合いに出した。この科学者に対する正当の範囲を超えて拡大解釈され、動物の最低限の意識的思考をも否定する根拠となった。たんなる刺激に対する反射作用。この事件以来、行動主義心理学の推論が機械論的性格を帯びた裏には、第二の賢いハンス、の登場を防ぐという大きな動機があったように思われる、と専門家は語っている。

-ペット

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