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二つの未解決の問題が中東を苦しめる

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パレスチナ側のテロは実際にエスカレートし、一〇〇〇年九月末に起こった第二次インティファーダの期間には、イスラエルの民間人に対して恐ろしい犯罪が行われた。平和な外交的解決への希望を損なう措置は、パレスチナによるテロへの報復として正当化され続けている。パレスチナが三六年にわたって軍事的な占領下にあり、政情不安であることは未解決の問題ではないのである。

二つの未解決の問題が中東を苦しめる。サダム・フセインによる危険と、イスラエルの政情不安である。元英国外相ダグラス・ハード(卿)はこう書いた。カスピットの分析は、別の著名な軍事担当記者ルーヴェン・ペダツールによって基本的に確認され、歴史的に掘り下げられた。軍事記者べン・ビットはこの国を、軍隊をもつ国家ではなく、国家をもつ軍隊だと表現したくらいである。

ペダツールは建国以来続くイスラエルの権力の文化と、平和的手段よりも軍事的な道を常に選択してきたことについて検討した。インティファーダは、イスラエル国内で起きていた重要な変化も明るみに出した。イスラエル軍の権力がその頃にはきわめて高まっていた事実である。ゴラーニが侵すべからざるイスラエル精神を大胆にも否定したのは初論正しい。軍事史家モッティ・ゴラーニの著書に言及した中で、へダツールはこう述べている。

イスラエルは常に平和を求めてきたが

その精神によれば、イスラエルは常に平和を求めてきたが、一方、隣国は一貫して平和への道を歩むことを拒み、その代わりに戦争への道を選んできたとされる。事実は明らかに異なるというのが、二人の一致した意見だ。軍の司令部は政治・外交論議に介入し、時には武力で威麻し、他の民主主義社会では考えられないほど実質的に政策を決定してきた。主な理由の一つは、権力が制度化され、権力が政治及び軍事関連の支配者層へと完全に移行していることだ。

この軍事文化に導かれたイスラエルの政界及び軍の指導部は、治安問題で恐怖を広める戦術を利用し、イスラエル社会を戦時体制にしょうと不安を播き立て、大衆の関心を経済状況の悪化や失業率の増加といった国内問題からそらしている。

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