雑学

駐車場内での盗難や事故の責任って誰が取るの?

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一般車両が追突する事故がありました

駐車場内での盗難や事故の責任って誰が取るの?

駐車場で事故や当て逃げ、置き引きや車上荒らし、窃盗などのトラブルを経験したことはあるだろうか?駐車場で起こる盗難や事故の責任は誰が取るのかご存知だろうか。。

あの張り紙はどういうことなのですか?と、あるスーパーの担当者に聞いた。すると、ウチでは責任を持てないということですとの答え。ショッピングセンターやファミレスの駐車場には事故や盗難の責任は一切持ちませんと張り紙がしてあることが多いのだ。保険にも加入しているでしょうしと言う。

駐車場に止めておいて当て逃げされたなんていう場合は

駐車場に止めておいて当て逃げされたなんていう場合はどうなるのか?犯人が見つからないときは自分の保険で修理していただくしかないですねと、担当者の納得しかねる答え。

スーパー側がこんな態度でよかろうはずもないと思い、弁護士に聞いてみた。スーパーの人が言っているのは間違いではないね。ただし、そう言って弁護士が話してくれたのは次のようなことだ。

問題は人身事故とあるいは、駐車場の設備に問題がなかったか、などが問われることはあるというのだ。たとえば、上層階の駐車場にバックで入れようとして運転を誤り、壁を突き破って転落した、などというケースでは管理責任、つまり、施設の不備が問われる可能性は大いにある、ということなのだ。

少なくとも法的な効力は何もありません

法的な効力は何もありません

少なくとも法的な効力は何もありませんよ。仮に裁判になって、張り紙をしてあった、と主張しても何の意味もありません、と弁護士はいう。ということは、あの張り紙は事故があってもウチに持ち込まないでねとの、利用者に対する単なるお願い、にすぎないことになるのだろう。

管理責任というものがあるのではないか。そう思いスーパー側に追及すると、車同士の事故だったら当事者同士で解決していただきたい、ということです、とのことだった。当て逃げ程度の軽い事故では、あきらめて自分で修理する場合が多い。

警備員が配置されていないために事故や盗難が起きた、と認定されれば、管理責任が問われることにもなるそうだ。そうなると、張り紙にはどんな意味があるのだろうか。法的な効力がないのに。

書いてなくても一緒だが、それでもうるさい客は抗議してくるので余計なトラブルを減らすために書いてるに過ぎないのかもしれない。ただ、消費者契約法第8条により事業者が本来負うべき損害賠償責任の全部を免除できないという話もあるようだ。

駐車場は寄託契約に基づいて自動車を預かっているわけではなく、単に
駐車スペースを提供しているにすぎないので、善管注意義務はないようだ。

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