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中国とインドは商工業の重要拠点だった

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日本の平均余命はヨーロッパよりも長かったかもしれない。東アジアは公衆衛生面ではヨーロッパよりもずっと進んでいたし、恐らく市場システムもより高度なものだったと思われる。一八世紀に、中国とインドは商工業の重要拠点だった。アメリカは同じメカニズムに大きく依存していたし、他の先進国も同様だった。

イギリスは繊維産業を始めとする製造業で追いつくために、今なら海賊行為とされそうな方法でインドから無断借用していた。現在ではこうした方法は、自由貿易という皮肉な口実のもと、富裕国によって課せられた国際貿易協定で禁じられている。植民地化と強制的な自由化によって、インドはイギリスの属国と化した。この国が再び発展し始め、飢鐘で多数の死者を出さなくなったのは独立後のことだ。一九世紀末になってもイギリスの評者は、インドの鉄はイギリスの鉄と同じくらい上等、ないしそれ以上であり、価格は遥かに安いと述べている。

唯一、植民地化に抵抗しえた国

日本はアジアの中で唯一、植民地化に抵抗しえた国であり、また自国の植民地と共に発展を遂げた唯一の国でもある。中国は一五〇年前の第二次アへン戦争まで征服されなかったし、改めて発展し始めたのはやはり独立後だった。となれば、アジアが主権を取り戻した後、多くの富と国力をもつ立場に復帰するのは、さほど驚くべき事態ではない。

問題は、第三世界の反抗の成功例という冷戦時代の主要テーマに限られることなく、工業化された中心地域そのものにも迫っている。こうした長期にわたる歴史過程は、各国それぞれの然るべき立場を尊重しなければならない秩序の包括的枠組み維持の問題へと拡大する。歴史が証明する通り、暴力は支配のための強力な道具である。だが、優位に立つゆえに陥る窮地は、侮りがたいものなのだ。

ブッシュ政権による二〇〇二年から〇三年にかけての企図が国際的な緊張と脅威を拡大したために、不安は一層高まった。だが現実には、それより遥かに恐ろしい核大国がその近くに存在している。

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