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政治

直接統治ではなく間接統治をしていたイギリス

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ウィンストン・チャーチルのような一部の人間は、アラブ人(主にクルド人とアフガン人)を服従させるため、毒ガスを使用する考えに現を抜かしていた。帝国側の政策担当者にとって都合のいいことに、この頃民間人を支配するのに空軍力が活用できるようになっていた。現地の民は従順に服従したわけではない。現地の管理は、外務省の専門用語を借りれば、言いなりの弱い支配者であるアラブ・ファサード(正面)に任され、一方、イギリスがこれら事実上の植民地を吸収している事実は、組織的な虚構で覆い隠された。

イギリスはかつての栄光の時代、軍事力を背景として顧客国に権限を委譲する形でこの地域を支配していた。これは世界各地でさまざまな形態をとっている。直接統治するよりも費用効果が高いと考えられたやり方である。イギリスはとりわけ、民間人に対する空軍力の使用を制限しようとする試みを骨抜きにした。その理由は、高名な政治家ロイド・ジョージが理言している。両大戦間の時代には、戦争を禁止または制限する試みもなされた。しかし、イギリスはこうした動きが帝国支配の妨げにならぬように画策し、世界を支配する後継者に先例を作った。

もう一段階支配体制を強化

アメリカはイギリスの枠組みを引き継いだが、更にもう一段階、支配体制を強化した。イギリス政府が黒人を爆撃する権利を確保したことを、彼は称えたのである。その根底にある道徳的原則は往々にしていつまでも変わらないものだ。警察本部はもちろんワシントンに置かれたままであり、ロンドンにその支部がある。周辺国で、ニクソン政権特有の言い回しによると巡回中の現地警察官として役立つ国である。

米英両国による軍事クーデタでシャーが復位し、自国の資源を自分たちの手で管理しようとしていた保守的な議会政治を廃止させた時、トルコは当初からこのクラブの主要メンバーであり、一九五三年にはイランがそこに加わった。第二次世界大戦後は、北米が世界最大の産油地域だったが、この地位に長く留まれると考えてはいなかった。アメリカは常々石油を入手する以上に、それを支配することに重点を置いてきた。

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