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環境問題

チェルノブイリ原発事故の影響や健康被害などはどうだったのか

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チェルノブイリ原発事故から後でも、原子力発電所の周り、半径三キロメートル以内は立ち入り禁止地区となっています。事故処理に直接従事した作業員のうち五万人以上がこれまでに死亡したとするデータもあります。

この事故では大量の放射能(総計三億キュリー)が大気中に放出されたと考えられています。それは風と雲に運ばれて、地上に降り注ぎ、広くヨーロッパ一円に汚染地帯を作り出しました。北欧、ドイツ南部、北イタリア、黒海沿岸などに濃厚な放射能汚染地帯ができ、原発事故に国境がないことや、距離の遠近にかかわらず、風向や降雨などの自然条件によって死の灰が降るということに世界中の人々が震域しました。

事故で、汚染地域のベラルーシ、ゴメリ州では慢性リンパ性白血病が急増しました。事故前の一九八五年には、一〇〇万人あたりの発生率は九・〇人だったのに、一九八八年には一八・七人と倍増しています。

ウクライナとベラルーシの子供たちの甲状腺ガンや白血病は深刻で、ウクライナだけでも三二〇万人にのぼる人々が苦しんでいるといわれています。

放射線の晩発性障害

放射線の晩発性障害(ガンなど)が本格的にあらわれるのはいつからでしょう。チェルノブイリ事故の場合、長期的にもっとも問題になる放射能は、半減期が三〇年と長いセシウム137です。セシウム137は、人々に地表からの被曝をもたらします。し、農作物から体内に取り込まれると、内部被曝をもたらすのです。

また、一九九五年二月八日、福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」で事故が起きました。さいわい人間には放射性物質による急性の被害はありませんでした。この事故が国内初のナトリウム漏れの事故であったことと、事故後の動力炉・核燃料開発事業団の情報公開のしかたに問題があったため、国民に不安感と不信感をあたえました。大量冷却剤として使っていたナトリウムが七五キログラム漏れて、火災が発生しました。

一九九七年九月一日、国は「もんじゅ」の一年間運転停止の行政処分命令を出しました。炉の必要性が、イギリス、ドイツなどで縮小の方向にあるのも一つの原因だと思われます。

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