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梅雨明け十日の意味-夏山合宿で初めての剣岳

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梅雨明け一〇日の山登り(剣岳、穂高岳)梅雨の末期には、集中豪雨もありますが、梅雨が明けた後、好天が長く続くことがあります。この時期は、雪渓もそんなに汚れておらず、尾根の緑も美しく、何より高山植物が満開となります。よく梅雨明け一〇日と言います。こんな時期に、山に入れたら最高です。私の本格的な山登りは神戸大学山岳部に入部してから始まりました。夏山合宿で初めて剣岳に登った時に、ちょうどこの時期に登ることができました。

続けて行った北海道の日高連峰の沢登りは毎日雨で、増水で夜中に逃げたり、ヒグマにあったり散々でしたが。出発する前は雨、入山と同時に梅雨明けし、一日間の合宿中に一度も雨が降りませんでした。雷鳥沢にもまだ雪が多く残っており、登山道は半分しか出ていませんでした。白い雪渓が放射状に緑の尾根に食い込み、八ッ峰と源次郎尾根がガクガクと剣沢に落ち込んでいます。

ミヤマオアタマキやイワギキョウに感激

トレーニングしてきたとは言え、合宿の四〇Kgのザックは重くあえぎあえぎ辿り着いた別山乗越からは正面に真緑の剣岳が奪えます。岩場に可隣に咲くミヤマオアタマキやイワギキョウに感激しました。テントは東砂沢に張り、長次郎雪渓で雪上訓練をしたり、新人は北壁や八ッ峰の六峰の岩場を登ったり、源次郎尾根を登ったりしました。ハクサンイチゲ、シナノキンバイをはじめクロユリもたくさん咲いていました。別山沢から立山へ回ったり、奥大田品にも遠足で行きました。

昔は、盆休みに登山する人が多く、山は盆休みが一番混んでいたのですが、最近は海の日ができ、この時期が一番混むようになりました。剣の山懐に入り込み過ごした梅雨明けの一日間で真っ黒に日焼けした山男が誕生したのです、とある登山家。皆さん、この時期の山のよさをよく知っているということでしょうか。残念なのは、必ずしも毎年梅雨明け一〇日にならないことです。でも今年こそと信じて通い続けています。

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