雑学

今は使えない紙幣の行方はどうなるの?

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今は使えない紙幣の行方はどうなるの?

使えなくなった紙幣の行方はどこに行くのか。使い終わったお札はただの紙くずとなってしまう。紙幣の裁断くずの量は年間5000トンにのぼる。大部分は廃棄物として焼却処分されるが、約3割は住宅外壁材やファイル、トイレットペーパーなどに再利用されるという。しかし、紙幣の原料に使われているミツマタは、しわになりにくく虫がつきにくいなど非常に丈夫な繊維のため、溶かして再利用するのが難しく、コストもかかる。そこで最近は裁断くずのまま商品化する試みも行われている。

紙幣の寿命は1万円札で4〜5年。5000円札と1000円は釣り銭などで使わる機会が多いため1〜2年とのこと。紙幣は日本銀行で真偽と枚数をチェックした上で、破損の多いものは裁断します(日本銀行政策広報担当)。使い終わった紙幣はどうやって処分するのか。また、もし再利用されるとしたら、何に生まれ変わっているのだろうか。

タイム・イズ・マネーと名づけて発売

裁断くずで製作した時計をタイム・イズ・マネーと名づけて発売し、こちらも好評だとか。また、愛知県のある製紙会社は裁断くずを利用した靴の中敷きを商品化。紙幣を踏みつけるのはさぞかし気分がいいはず。また、富山県のある会社は、裁断くずを利用した貯金箱を製作。1個あたり紙幣約100枚分の裁断くずを使っているという。2004年9月から発売され、約3万個が売れるヒット商品になったらしい。お金が貯まりそうという評判が人気を呼んだみたいです(日本銀行政策広報担当)。

前回(1984(昭和59年)の新紙幣導入時に比べ、旧からの切り替えは遅いようだった。低金利環境の下、タンス預金のような形で旧券のまま保有しているケースが多いのでは、と日本銀行政策広報担当は言う。ところで、2004年から新紙幣が導入されたが、紙幣発行総数に占める新札の割合は2006年7月末で7割程度だった。残りはどこかに埋もれているといわれていた。日銀が過去に発行してきた紙幣は年間約120億枚。このうちの3割がタンス預金として埋もれているらしい。

古紙幣や古銭に対する価値観は人それぞれ。「見つけた昔のお金を買物に使いたい」と考える人も、数多くおられることだろう。

ちにみに、破れたお札は使えるのだろうか。どんな場合でも、ホイホイ変えてくれるわけではなく、日本銀行が定めたルールにのっとって、交換が行われるようだ。

交換場所は、基本的には、普通の銀行などでOK。ただし、交換のための基準があるのでご注意。古いお札であれば、銭屋で買い取ってもらうのがいいだろう。汚れていても、貨幣の額以上の買い取ってもらえるかもしれない。

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