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登山生活の技術を磨いている人は意外に多くない

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泊りがけの登山をしますと、実は歩いている時間よりも食事を作ったり、食べたり、休憩したり、睡眠している時間の方が長い。いよいよ山の魅力に取り付かれた方は、どうしても次のステップを目指したくなると思います。そのためにまず必要なのは、岩登り技術でもなければ雪上技術でもありません。それは生活技術です。登山の生活技術を一言で言うと、日常性からの脱却と言えるかもしれません。

日常を持ち込めば持ち込むほど、重量は重くなりますし、時間がかかります。生活技術のノウハウは、各クラブがそれぞれに持ち伝統として引き継いでいます。おいしく食事をし、十分睡眠がとれなければ登山どころではないです。山でも別にパジャマに着替えて寝たって構いませんし、毎日服を着替えてもよいですし、お皿や鍋を毎回きれいに洗っても構わないし、豪華なごちそうを食べ、お化粧に時間をかけても構わないのですが、それらは結果的に登山行動を非常に束縛します。

そこで快適さを犠牲にして妥協点を探るわけです。生活技術はどの本でもほんのわずかしか触れていません。したがって登山技術は素晴らしいが、テントの中でコンロをひっくり返して火傷をするような登山者ができあがるようなことも起こるわけです。

登山経験一〇年

中高年は年齢的な問題もあり、一〇年経つと確実に体力は低下します。それを上回る登山者としての成長があって初めて登山経験一〇年と言えるのではないでしょうか?そういう基準で考えれば現在の中高年の登山者で登山経験一〇年の人は多くないと言えると思います。登山の総合力は年数だけでは不足で日数も必要であり、さらに主体性と問題意識が必要ということになります。

年に一〇〇日の登山を一年した人と、年に一〇日の登山を五年した人ではどうでしょうか?同じように主体的に取組み、目的意識を持ったとすれば要素技術は前者の方が上達しているかもしれませんが、経験という意味では後者の方がすぐれているでしょう。登山経験一〇年というからには四季を通じて主体的に取組み、目的意識を持った登山をした人のことを言いたいものです。

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