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登山は決して競争ではない

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・競争しない、自慢しない

標準的なコースタイムという目安があります。例えば、山形の月山の8合目から山頂まで、ガイドブックによると標準タイムは3時間です。それを2時間半で登ると勝った、3時間半かかると負けた。誰も声に出して言うわけではありませんが、心密かに競争する。

ゴルフでもテニスでも、サッカーでも野球でも、競技スポーツは勝ち負けを競うのが普通です。その点、登山は勝ち負けを競いません。登山はスポーツか否かということは、昔から論争されてきました。少なくとも、競技スポーツではありません。そこに登山の大きな魅力があります。自分と山との個人的な関係、っていうのがいいんですよね。それなのに、登山に勝ち負けを持ち込む人がいるんです。

北アルプス、穂高岳山荘の談話室は、クラシック音楽が静かに流れる素敵な空間で、大好きな場所です。そこで、早めに到着した方たちでしょう、缶ビール片手に盛り上がっている方々がいました。月山で93、明日奥穂高岳に登ると94、あなたはおいくつ?、ちょっと自慢気な口ぶりです。

年齢の話ではありません

年齢の話ではありません。この数字は、日本百名山を登った数なのです。先週、月山に行ったんだけど、8合目から頂上まで2時間半で登っちやったよ、お一人が、標準タイムをゆうに短縮したと自慢気に話しています。

日本百名山を94山登ったからといって、ギネスブックに載るわけじゃなし。100メートルを何秒で走れるかならいざ知らず、月山を2時間半で登ったからといって、自慢するほどのことではありません。大方の人は、他人の自慢話などす。そのことに気が付いてほしいと思います。

早晩、2時間半では登れない日が来ます。月山に標準タイムを短縮して登れたということは、自分に勝ったのかも知れません。しかし、年々体力は衰えていきます。時間でも登れなくなる、負けじゃないですか。そうなったら、他人様に自慢話ができないからと、山登りをやめてしまうんでしょうか。

-アウトドア

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