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トルコ、イスラエルの同盟は中東ではときおり悪の枢軸と呼ばれる

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トルコーイスラエルの同盟は、中東ではときおり悪の枢軸と呼ばれる。そう言われるのはもっともだ。悪はいつでも充分にはびこっているし、この枢軸は少なくとも確実に存在しているからだ。宗主国と同様、イスラエルには社会の他の分野と比べて不釣合いな規模の軍隊が存在する。通常戦力は近隣諸国を攻撃するために使われ、イスラエルが占領する地域の住民を支配し、服従させるために使われている。

この地域ではとうてい黙視しえない方法によっていて人権に関心をもつ世界の人々にとっても容認できないものである。アメリカの学者ロバート・オルソンの報告によると、イスラエル空軍と機甲部隊の一二%はトルコに常時配備されることになっている。ジョージ・ブッシュのスピーチライターがでっち上げた文言とは異なる点で、そちらは二〇年間、交戦状態にあった二国と、恐らく非イスラム国家で、世界中の国から悪しざまに言われているという理由だけで追加された、三番目の国で構成されている。

イラン国境沿いで偵察飛行を行い

作戦行動は、イランを弱体化させ恐らくは分割するための長期的な取り組みの一環、とオルソンは示唆する。これまでもイラン国境沿いで偵察飛行を行い、いずれ、トルコ、イスラエル、アメリカの同盟軍から挑戦されることをイランに知らしめている。カスピ海地方からトルコ及び地中海へと延びる石油パイプラインの開発計画を、イランを除外した形で推進すること。オルソンはいつもながらその背景にある問題に関しても論じる。

イラン北部のアゼリー地方を分離させ、それによってカスピ海と中央アジア一帯への経路を遮断し、この国を地政学上の生彩を欠く存在に既めようとするものだ。二〇〇二年から〇三年にかけてトルコが民主主義へと逸脱し、それに対しアメリカが怒りを表したことが、両国の軍事及び政府間関係を弱める可能性もあるが、そうとも言えないようだ。アメリカとトルコの同盟は、アメリカが軍事基地をトルコ東部から世界最大級のエネルギー宝庫の真っ只中にあるイラクへ移動できれば、何らかの変更を余儀なくされるかもしれない。

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