雑学

徒歩1分が80mだと不動産広告で計算されているのは何故?

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徒歩1分が80mだと不動産広告で計算されているのは何故?

不動産広告で徒歩1分を80メートルと計算する理由はなんでしょうか、ご存知でしょうか?不動産の表示に関する公正競争規約の施行規則では、徒歩による所要時間は、道路距離80メートルにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示する。規約は1963(昭和38)年、業界団体が原案を作り、公正取引委員会が承認する形で生まれた。広告の不当表示は公正取引委員会の管轄だったからだ。

この規約は法律ではなく、不動産業界の自主規制ルールにすぎないが、規約を破った業者は広告を出せなくなったり、業界団体に違約金という名の罰金、を支払うなど厳しい制裁が科せられる。この場合において、1分未満の端数が生じたときは1分として計算することと定められているようだ。

なぜ分速80メートルになったのか

では、なぜ分速80メートルになったのか。私がかかとの高い靴を履き、昼休みに時計と巻き尺を持って庁舎の廊下で実測したところ80メートルしか歩けませんでした。当時の教授は東大から公取委に入局して3年目。せっかちな性格だったが、年配の女性や子供のことも考えてゆっくり歩いたという。

そんな分速では徒歩圏が狭まり商売にならない

当時はそんな分速では徒歩圏が狭まり商売にならないので会社がつぶれる、と真っ青になった業者もいたそう。実は業界団体が最初に提案したのは分速100メートルでしたが、団体の方が自分で何度も計測したというのがその理由でしたと、当時、公正取引委員会事務局に勤めていたある元日本女子大学教授がこう言う。そこで、女性でも歩ける距離にしよう、ということになり、分速80メートルに修正したのです、と。

その後、人間が一定の距離を歩くときに消費する酸素量が最も少なくてすむ速度は、分速80メートルという科学的データを目にし、教授もホッとしたそうな。実際、私が他の部署に転属した後で、分速100メートルに変更しようとする動きがあったと聞いています。ただし、今考えると街中や坂道などのデコボコ道で実測すべきで、お粗末だったと反省しています、と教授は言っていたようだ。

徒歩と健康

「ウォーキング」を生活に取り入れている人は

「ウォーキング」を生活に取り入れている人はとても多いようです。人は、いったい何のために歩いたり、運動したりしているのでしょうか。

言わずと知れた代表的なウォーキングによって得られるメリットが健康促進だ。有酸素運動を最低30分毎日を継続して行うことが体にいいとされている。

ウォーキングは健康にいいが、実はそれを裏付けるだけでなく、寿命にも大きな影響を与えるという多くの研究結果が発表されています。

健康にはウォーキングが良いと言われていますが、一日いったいどのくらい歩いているものでしょうか?

理想的な一日の歩数は「1万歩」と言われています。

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