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チンパンジーの言語能力を検証する様々な実験

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ガードナー夫妻はチンパンジーに聴覚障害者のための米国手話言語(ASL)を教えることにした。ASLでは声ではなく手の動作が使われ、チンパンジーは手や指を器用に使いこなすことができる。ヤーキーズ研究室のスー・サヴェージ=ランボーは仲間の研究者とともに二頭のチンパンジー(シーマンとオースティン)に、特製のキーボードを叩くことを教えた。キーボードはそれぞれ単語や言葉の断片を表していた。

しばらくするとチンパンジーの言語能力が高まり、互いにキーを叩いてメッセージを伝え合うまでになった。これらのメッセージは自分たちに直接関係のあることばかりだった。研究者たちは人間以外の動物の言語でさらに成果をあげた。一方のチンパンジーが、実験者が餌を置いた場所からそれを引き寄せるために、正しい道具を選ぶ役目を引き受けてくれ、ともう一方に伝言する。すると正しい道具が餌に近い艦にいるチンパンジーに渡され、二頭は協力して、見事手に入れた戦利品を分け合うという実験も行われた。

二歳半から三歳くらいの言語能力を開発

デヴィッド・プリマックは単語の代わりにプラスチック片を使って、チンパンジーのサラが上手に読み書きができるように教えた。チンパンジー、ワシューは一五〇種類以上もの手話を覚えた。彼女は簡単な文章を組み立て、初歩的な文法の規則に従い、新たな内容をつなぎ合わせることもできた。こうした実績から、このチンパンジーは人間でいえば二歳半から三歳くらいの言語能力を開発したと考えられた。

チンパンジー、ゴリラなどの霊長類が示す動作や合図が言語に相当するという点で、すべての心理学者の意見が一致しているわけではない。なかには、人間特有の言語のような複雑さが欠けていると指摘する者もいる。その違いは程度にあり、本質にはないと思われる。たとえば多くの人類学者が、原始民族には高度な数学的能力をうかがわせる水準ーかけ算やわり算、あるいは代数の能力などーは欠けているとしても、足し算や引き算の能力はそなえ、初歩的な数学的知識が示されているという。

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