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政治

テロの文化のせいで大多数の人々が希望を失い権力者の要求に従う

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祖国グアテマラにしばらく里帰りしたジャーナリストのフリオ・ゴドイはアメリカに戻ってからこう書いた。ホワイトハウスにはアステカの神を崇拝している人がいると信じたくなる。だから、中米人の血を奉献するのだ、と。ゴドイはその一年前、勤めていた新聞社ラ・エポカが国家テロによって爆破されたため、アメリカに亡命した。一九八〇年代半ば、アメリカに支援された国家テロ活動は、教会を拠点としたエルサルヴァドルの主要な人権擁護団体の言葉を借りれば、恐怖とパニックに陥り、集団的な威臓と恐怖の憂延する社会を作り出した。

人権擁護団体や教会やラテンアメリカ学者などが、殺人や拷問や破壊の証拠を詳細に報造したが、最も責任を負うべき国の国民にはほとんど知らされないまま、うやむやにされた。この事件は、米国内では全く注目されなかった。人々の関心は公式の敵による悪事へと巧妙にそらされていた。ホワイトハウスは中米に軍隊を投入して支援したが、ゴドイによれ、それはニョライ・チャウショスクの秘密警察と、世界残虐大賞を争っても引けを取らないものだった。

テロだけに焦点を当てても充分ではない

テロの文化のせいで大多数の人々が希望を失い、権力者の要求に従うのとは別の道を検討できなくなっていることについても、考えなければならない。彼らは、一九八〇年代のおぞましい一〇年間に見てきた他に、個人的にも充分すぎるほどの経験をしていた。この会議の結論は、テロだけに焦点を当てても充分ではないというものだった。確かにそうした悪事はあったが、この地域におけるアメリカの支援を受けた国家テロの規模と比べれば、ほとんどかすんでしまう程度の事件にすぎなかった。

テロの指揮者らが目的を遂げた後、サンサルヴァドルでイエズス会士と一般信者による会議が開かれ、その結果が再検証された。それは中米に限ったことではない。民衆の希望を砕くのは、非常に重要なプロジェクトだ。それさえ達成できれば、民主主義を正式に導入しても構わない。広報という目的だけを考えれば、その方が好ましいくらいだ。

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