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医療

点滴が飲める!?ある女医の栄養ドリンクとは

投稿日:2015年3月17日 更新日:

Y子さんはおしゃべりで社交的。一方、S江さんの性格はおっとりして、マイペース型である。Y子さんの高校時代からの親友は内科医のS江さん。

ところが高校卒業後、Y子さんは音大のピアノ科へ。どう見ても医者に向いているのは、Y子さんのほうだったのだが。S江さんはストレートで有名私立医科大学へ。とはいえ、お互い30歳となった今、S江さんは、大学病院の医局員として活躍。白い巨塔の荒波にもまれ、性格もずいぶん変わったようで、科こそ違うが、外科医有森冴子ばりのバリバリの女医さんである。Y子さんは持ち前の明るさで50人の生徒を教えるピアノの先生に。また週に2度、講師として母校の教壇に立つ身でもある。

自然と縁遠くなり、Y子さんはすでに子持ちだったが、S江さんは長く独身のままであった。そのS江さんが、ようやく結婚することになった。親友Y子さんの喜びもひとしおである。

ラベルにはブドウ糖とある

式も間近に迫ったある日、Y子さんは、S江さんのひとり暮らしの部屋へ引越しの手伝いに行った。なんのことはない、病院近くにある寮のマンションのフロアが変わるだけである。引越しとはいうものの、結婚相手は同僚の外科医、新居は病院の寮である。

2人して無駄話をしながらのんびり片づけていたら、押し入れの中から小さな段ボール箱が出てきた。Y子さんが何これ?とたずねた。ラベルには『ブドウ糖』とある。中には白いプラスチックビンが20本ほど入っている。ああ、点滴液よ。なんでまたこんなに・・。疲れたときなんかにいいのよと、言いながらS江さんはキャップを開け、
飲む?と差し出した。飲むって?

けっこうおいしいわよ。点滴するより吸収いいし、なんてったってお手軽なのがグーでしょ。と、戸惑うY子さんの目の前で、ググッとビンを傾けるS江さん。点滴するより飲んだほうがいい!?(医者は女を強くするのね・・)たくましく変貌したわが友を、半分誇らしく、そして半分気味悪そうに見つめるY子さんであった。

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