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ファッション

各店舗は品揃えをどんどん前倒ししていく

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昔は、二月のファッション・ショー、つまり、その年の秋物コレクションに登場したトレンドも、その後三カ月から五カ月間は消費者の目に触れることはなかった。ところが、今ではショーの映像を見て待ちきれなくなった人々がすぐにでも新たなトレンドを取り入れたがるため、フットワークの軽いコピー専門のデザイナーに、またとない大儲けのチャンスが転がり込むことになる。業界人と同じように、消費者にも、次に来るものを待ち構えてる通の人っているでしょ。だから、各店舗は品揃えをどんどん前倒ししていく。

高級デザイナーの中には、よりカスタマイズを進めることでコピー商品がもたらす被害と戦おうとしている人たちもいる。今一度、高価な買物を価値あるものにしょうという決死の努力である。何カ月も遅れてきたオリジナルのデザイナーの商品は、店頭に並ぶ頃にはもう流行遅れになっていたりする。そこが、ファッションの皮肉なところである。二〇〇二年七月、グッチは一五〇〇から一万五〇〇〇ドルという価格帯で受注製造するハンドバッグ・ラインを発表した。顧客が色やサイズ、レザー、モノグラムなどを選べる仕組みになっている。

ヨーロッパのファッション・メゾンの先を行くことができ、製造や流通にもっと時間がかけられるようになるし、物真似だと非難されることも少なくなるデザイナーたちはそう主張した。だが、それはまた、各アイテムがファッション・ヴイクテイムの欲しいものリストに載るのがさらに早まり、その分ファッションのスケジュールが振り回されるということでもあった。

ドッカースのカーキを持っている

近隣のフラッグスタッフ・モール内に一軒、そして、セドナのオーク・クリーク・アウトレットにオフ・プライスのGAP・ウェアハウスが一軒。そこでは、ウェブサイト・マネージャーの(ちなみに看護師の資格も持つ)ディー・エストレラが、一歳になる孫の誕生日プレゼントを買い求めている。

アメリカ人男性の七五%がドッカースのカーキを持っている。こうした不思議に素敵な環境の中に、なじみ深い光景が見られる。均熱の色をした街、アリゾナ州セドナ。大抵の街は太陽が地平線から顔をのぞかせた瞬間にレンガのようなオレンジ色に染まるものだが、セドナはいつ何時も同じチリ・パウダー色のままである。

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