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低山の山登りをする-興味深い自然の不思議が見られる魅力

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低山は山頂を極めるのが簡単な山であることは確かだが、なかなか興味深い自然の不思議が見られるところでもある。まずは日帰り登山のエキスパートになろう。安善寺は標高が約二四〇mであるから、芳賀富士の高さ自体は一三〇mくらいなものである。しかし、低いと思っていた山頂からは、南に筑波山、富士山、北に日光連山、那須連山を遠望できる。芳賀富士からおよそ一〇km南に位置する雨巻山はちょっと変わった低山である。標高は五三三m、芳賀富士のほぼ三増の標高を持っ山頂に雲がかかると雨が降る、というのが名前の由来らしい。

大川戸の登山口から登ると、最初は植林だが、やがて自然林に囲まれ、深山の趣となる。尾根に至ると三務谷曲(標高四三m)と呼ばれる小さなコブに出るが、そこからは芳賀富士や那須連山が望める。興味深いのは、近くにあるもっと標高の低い三〇一mの高館山の北斜面にもブナが見つかったことだ。生育地の標高は二六〇~二八〇mである。わずかではあるが自生していたのだ。

低標高地域にブナが自生しているだけではなく

そして、ただ単に低標高地域にブナが自生しているだけではなく、そこにはシイが尾根を越えて北斜面にまで分布を広げており、ブナとシイが共存しているのだ。シイとは、温暖な地域の代表的な木である。場所によっては、両者は五mくらいしか離れていない。直径五〇畑近くのブナとシイが仲良く自生しているのである。雨巻山の注目すべきは山頂である。

約二時間の行程だが、そこの北斜面には低山であるにもかかわらず、涼しい気候の地域を代表する樹木であるブナが数十本、生育しているのだ。栃木県南東部は、気候的に温暖な地域と寒冷な地域との境目にあると言われるが、この一種類の樹木がそれを示している。冷涼な土地の木と温暖な土地の木が並んで生えている、というのはたいん珍しい光景だ。時間に少し余裕があれば、誰でも山頂に立てる。つまり、日帰り登山が可能だ。それもたくさんの頂を極めることができる。しかも楽しみながら。

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