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助け合いの心-お金を出し合って不幸のあった家族を助ける

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一七世紀末に、ロンドンのある教会の牧師たちが組合をつくり、組合員たちの香典としてあらかじめ毎月一定の金額を集め、不幸があれば集まったお金の中から一定額の香典を遺族に渡す、という制度を始めました。しかし、初めのうちは助け合いの制度として好評だったこの組合も、老人も若い人も掛け金が同額であり、また遺族が受け取る金額も払い込み期間に関係なく一定であったため、若い牧師たちの中からもらえるあての少ないわれわれにとっては損(不公平)だという声があがり、だんだんに若い牧師たちが脱退し、ついに十年ほどでつぶれてしまいました。

それまでの組合などの生命保険的な事業も、大勢で少しずつお金を出し合って不幸のあった家族を助けるという、助け合いの精神から出発していることは全く同じですが、一七六一年にイギリスで設立されたエクイタブル生命保険会社が、近代的な生命保険会社の始まりです。

契約者から保険会社へ払い込まれる保険料は、保険会社では表定保険料または営業保険料と呼ばれていますが、この保険料は、将来、亡くなられたときや満期のときに支払われる保険金の財源になる部分(この部分を純保険料といいます)と、保険制度を維持管理するための費用の部分(この部分を付加保険料といいます)とで組み立てられています。

うまくいかなかったおもな理由

ただ、これらの事業や制度がうまくいかなかったおもな理由は、危険に対する負担の公平性が保たれていなかったため、別の言葉でいえば、年齢によって分担金に差をつけていなかったということだったのです。近代的な生命保険では、この助け合いの制度に参加するための分担金である保険料は、公平かつ合理的に計算されています。

純保険料はさらに、保険期間中に死亡したときに支払われる死亡保険金の支払いの財源になる部分(この部分を死亡保険料または危険保険料といいます)と、満期のときに受け取れる満期保険金の財源になる部分(これを生存保険料または貯蓄保険料といいます)に分かれます。この純保険料は予定死亡率と予定利率の二つの要素によって計算され、付加保険料は予定事業費率によって決まるのです。

-保険

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