雑学まとめ

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自動車

タイヤのセルフアライニングトルク

投稿日:2015年7月20日 更新日:

タイヤのUDAT(セルフアライニング・トルク)はタイヤ自体が直進しようとする性質を持っているということ。なぜこのようなトルクをタイヤが発生するかというと、それは自動車用タイヤに幅があるから、といっていいでしょう。

前後輪のコンプライアンス安定性には後輪のコンプライアンス(剛性の逆数)、なかでも横方向コンプライアンスが安定性に影響をおよばします。車輪は車体に対して上下方向には、バネを介して自由に動くように作られていますが、それ以外の方向、とくに横方向に対しては色々なリンク機構によってしっかりと規制されていて勝手な方向には動かないように作られているように見えます。でも実際は、それほどしっかりと規制されているわけではありません。

自転車のように、幅が狭く細いタイヤを転がせば、左右にふらついてどこへ転がっていくかわかりません。しかし、たとえば丸太のようにある長さがあるものを転がせば、これはまっすぐ転がって当たり前で、曲げるためにはそれなりの力を必要とするというのと同じ原理によるものといっていい。

まわりくどい説明に

専門書ではここをどう説明しているかというと、「それはコーナリング・フォースの作用点がタイヤ接地中心より後ろにあるからで、この長さをニューマチック・トレールといい、これとコーナリング・フォースとの積とによって、セルフアライニング・トルクが発生し」というまわりくどい説明になっています。

車体とサスの間には走行中なるべくNVHを伝えないように、サスの回転部をはじめ各部に多くのゴム・プッシュが使われますから、サスの横剛性は実際はそう高くはなくて、外力がかかるとこのゴム・プッシュがたわんで、車輪と車体の間に相対的な動きがでてきます。そうなると走行中に後輪が勝手に蛇を切ったようなことになって、極端にいうと先ほどの迷走飛行のようになってしまうのです。

この考え方は以前ドイツで考え出された仮説が世界にひろまったものでしょうが、この説明はどう見ても納得しがたいものです。このセルファライニング・トルクも車を直進させようとする源の一つなのです。ニューマチック・トレールという空気を掴むような架空のトレールを仮想して、キャスターによる復原力と同じ考え方で説明している。

車のコンピュータ制御はホンダとトヨタがとくに進んでいる

日本人、東京大学教授が考案したコンピュータソフト、トロンの力も大きかったようですが、クルマのコンピュータ制御技術は著しい進化を遂げています。そのきっかけを作ったのは日本車と言っていいでしょう。日本車のコンピュータ制御でも、やはりホンダとトヨタはとくに進んでいます。ホンダは昔から世間を驚かすような技術を次々と形にしてきたメーカーです。コンピュータソフトと言えばウインドウズが世界の標準で、アップルのマックがわずかに加わっています。

しかし、携帯電話や家電、クルマのナビシステムを制御しているのはトロンです。日本がコンピュータ制御で優位に立っていた一つの理由はここにあるように思います。ミニバンが柱になってからは、そんなホンダらしさも薄れていましたが、ここにきて昔のビックリ箱的アイデアを満載したクルマがデビューしてきました。その一つがアコードです。ステアリングに両手を軽く添えて試してみましたが、実にうまく作動することに驚きました。

自動的にステアリングを修正

高速走行時に道路の白線をカメラで読み取り、白線内からクルマが外れないように、自動的にステアリングを修正する仕掛け、車線維持支援機能が装備されています。同じホンダのインスパイアのメカニズムも評価できます。インスパイアには、アコードと同じシステムのほか、安全面での新しい仕掛けが装備されています。これはアコードだけのメカニズムではありませんが、先行車をレーダーで追随し、一定の間隔を保ちながら走行する車速車間制御機能も装備しています。

二つのシステムとあわせて活用すると、かなり楽な運転が可能です。自動で軽くブレーキングし、万一の追突時にダメージを低減する仕掛けも付いています。コンピュータが、クルマが追突しそうな状況だと判断すると、シートベルトにテンションをかけてドライバーに注意し、警告音でブレーキ操作をするように促します。クルマが自動走行する可能性を感じさせてくれるほどのメカニズムです。ちなみにクルマの安全については大きく二つの考え方があります。一つはアクティブセーフティーです。もう一つはパッシブセーフティーという考え方で、事故の際に極力ダメージを小さくする手段です。

国産車と外車の違い-パーツのコストの違いなど色々

海外と日本で認識の異なる部分も少なくない。点検や車検に要する期間を把握しておきたい。日本車ディーラーのサービス工場はほとんどが指定工場で、車検に要する日程はほとんど2日以内。トヨタ系のディーラーなどは複数のメカニックが1台のクルマを取り囲んで作業する45分車検なども行っている。しかし、輸入車の場合は認定工場が中心。1週間程度を要するケースもある。修理や点検費用も、パーツのコストの違いもあって日本車よりも高くなる場合があるから注意したい。

また、ブレーキの鳴きも神経質には考えていない。日本のユーザーはこの点を気にしてディーラーに調整を依頼する。それが新車であればディーラーは無償で請け負う。工賃がメーカーに請求されて1年当たりの総額が億単位になったりする。例えばブレーキの鳴きやダスト。ドイツ車などは制動性能を優先させるから、比較的ブレーキダストが多く発生してホイールが汚れやすい。そこで日本車は制動性能よりもブレーキダストが少なく、鳴かないことを優先したパッドを開発するのだが、ドイツ車はそうなっていないのだ。

初心者には推奨できないが

輸入車には、当たり前だが世界中の車を買えることが日本車とは違う面白さがある。初心者には推奨できないが、ベテランであればアメリカのSUVなども面日い。はじめて輸入車を買う人が気にするのは、故障が多いのではないかということ。日本車が海外で高い人気を得ている背景には壊れにくいことも含まれるから、輸入車が日本車よりも丈夫とはいえないが、以前に比べれば故障は大幅に減った。特にドイツ車は、大幅な進歩が見られる。

プジョー206CCのようなコンパクトなオープンモデルも輸入車であれば購入できる。フォルクスワーゲンのゴルフ、BMWの3シリーズといった定評のあるモデルも良いが、日本車では味わえない特徴を持ったクルマにも目を向けてみよう。新しいクルマの楽しさが実感できると思う。ジープのラングラースポーツなどは直列6気筒の4000ccエンジンに4WDシステムを組み合わせて291・9万円。このようなクルマを生活のツールに使えば、とてもカッコ良くて気分も変わるだろう。

車がステイタスだった昔の日本

クルマがステイタスシンボルだった時代は日本にもありました。しかし、現在は、その意味はほとんど失われたように思います。日本では貧富の差が拡大中で、一部の人たちは、クルマにステイタスを意識しながら乗っているようです。

クルマはキャラクターシンボル経済成長著しい中国では、国民の経済格差が広がり、将来、貧困層からの強い不満が出て国政を左右しかねないとの指摘も出ています。巨万の富を手にした層も増え、ベンツやBMW、アウディなどのドイツ車、さらに日本の高級車もよく売れています。これはロシア、インド、ブラジルなど、中国同様に経済の急成長が予測されている国にも共通のことで、クルマは成功者の社会的地位と豊かな経済力を示すシンボルであり、周囲から美淡望の日で見られています。

中国の若い女性にとっては、結婚式に行くために、リムジンで迎えに来てくれる男性が最高、理想のパートナーとかで、クルマが完全なステイタスシンボルになっています。人口が日本の10倍強の国ですから、仮に日本の経済成長と似たような経過をとったとすると、いずれ、年間に数千万台単位のクルマが売れる国になってもおかしくありません。しかし隣の国だけに、資源、環境問題を考えると傍観しているわけにもいきません。

高級セダンにしろスポーツカーにしろ

高級セダンにしろスポーツカーにしろ、あらゆるクルマは、その国の事情を抜きにして語ることはできないと思います。逆に言えば、クルマは様々な要素がからみあい、その国が生み出したものなのです。日本にも、無理なく乗れる日本に適したクルマのサイズ、出力があります。そこから逸脱すると、途端に扱いにくくなるのが現実です。

昔のMGにしろトライアンフにしろ、速さだけを比較すれば大した性能ではありませんでしたが、世界中でスポーツカーとして愛され続けました。軽自動車の2座スポーツ、ダイハツのコペンなどは日本的な傑作車で、ヨーロッパでの評判も上々でした。大半のユーザーは、クルマが社会的地位や経済力に直結しないことに気づいていると思います。この意味で、日本人のクルマの見方は、やや成熟化に向かっているようです。

ダイハツミラは燃費、価格ともに優れたおすすめの一台

ダイハツのミラは、5ドアハッチバックだけに価格は割安。あらゆる部分をバランス良く仕上げ、軽自動車では最もおすすめ度の高いクルマだ。1980年代から1990年代の中盤にかけて、アルトと軽自動車の販売ナンバーワンを争った実績がある。ハイルモフボディのムーヴが売れ筋になる以前は、ダイハツの軽自動車といえばミラが代表車種だった。数ある軽自動車の中でも最も機能的で買い得な一台。

その頃の優れた実用性と価格の安さは今も健在。ミラのボディは、ムーヴをベースに全高を必要にして十分な高さまで抑え込んだものと考えれば良い。現行型はムーヴと同じプラットフォームを使うことでホイールベースを伸ばし、5ドアハッチパックとしては室内が広い。

内装も比較的ていねいに造り込んであり、質感が高いといえるほどではないが、チープな雰囲気は感じさせない。5ドアハッチバックでありながら、そのスペースは全高を1600m前後に設定したハイルーフボディ並みだ。身長170cmの大人4名が乗車した状態で、リヤシートに座った乗員の膝先空間は握りコブシ2つ分。床から座面までの寸法も十分にあり、頭上の空間もコブシーつ分は取ってある。

ボディスタイルは直線基調

ボディスタイルは直線基調。右側のウインドーを開いて後方を見ると、リヤタイヤもしっかり見えて取りまわし性は良好だ。走行性能については、軽自動車の中では比較的ルーフの低いボディとあって車両重量が750キロ前後に収まる。サイドウインドーの下端を後方に向けてキックアップさせたが、全体的に下端の位置を低めに抑えたから視界に優れる。

実用トルクを十分に確保しており、とても扱いやすい。シングルカムエンジンでは動力性能がいまひとつだが、中級グレードのX以上が搭載するツインカムであれば十分なレベル。ハンドリングは後輪の挙動を粘らせる最近のダイハツ車に共通したタイプ。背の低いボディを踏まえると、もう少し曲がる方向に振っても良いが走行安定性は高い。

トヨタアイシスは燃費が高く環境に優しいおすすめの一台

トヨタ・アイシスは、障害者やお年寄りにとことん優しいワゴン。低燃費でありながら高出力なエンジンで、平成27年度燃費基準をクリアしています。また、平成17年基準排出ガス75%低減レベルの認定を取得するなど、環境に優しい車です。

アイシスは、狭い道路を運転する際のサポートとして、クリアランスソナーという、障害物の存在を運転者に伝える機能を有しています。ただ、これまで鳴りすぎていたブザーを、的確な状況のみで鳴るように、工夫もされています。

座ると膝が持ち上がって補助席に近い座り心地だが、ウィッシュよりは余裕がある。また、フロント&2列目シートは十分なサイズがあって快適。全高を170mm以下に抑えたワゴン風のミニバンとあって、3列目シートの床は燃料タンクのために高まっている。居住性の面から見ればノア&ヴォクシーとウィッシュの中間で、ワゴン風ミニバンの取りまわし性とハイルモフモデルの居住性をミックスしたところが特徴といえるだろう。

アイシスはトヨタミニバンの集大成

ルーフの高さを抑えたワゴン風のミニバンだが、両側にスライドドアを装着し、さらに左側はセンタービラーというルーフを支える中央の柱を前後のドアに埋め込んでいる。つまり、前後のドアを開くと車内が丸見えになるわけだ。さらに左側はピラー内蔵型のドアと助手席の折り畳み機能を併用し、乗降性を向上。

ラウムで実践済みの機能だから、アイシスはトヨタミニバンの集大成ともいえる。助手席には折り畳み機能も装着。これを畳んだ状態で前後のドアを開けば、体をねじらずに車内に入れる。しかも価格が安い。

実用トルクの高い2000mの直噴エンジンに無段変速式のCVTをカップリングし、さらにスライドドアの電動開閉機能まで標準装着した。ここ数年のミニバンの流れを見て登場した後出しジャンケン的なクルマとあって、機能や価格設定はしっかり煮詰められている。是非おすすめの一台といえるだろう。

車購入にあたって中途半端な知識はかえって逆効果になる

クルマ購入にあたって、真っ先に考えておくべきことは、頭を冷やして臨むということです。自他ともに冷静な人間だと認めるような人でも、どこか熱病にでもかかったように、浮いた気持ちでクルマの購入契約書に擦印してしまいがちです。

どんなものでも、手に入れる前が最も楽しく、心も高揚しているものです。不動産の次に高価な買い物になるクルマの場合はひとしおです。表面的なことや誤った常識、また、値引き幅やオプションを付ける付けないなどということにとらわれてしまうと、あとで後悔することにもなりかねません。

使い勝手の善し悪しや、シートの座り心地、乗り味の判断など、基本的なところを見逃さないよう注意したいものです。なかには、試乗すら満足にしないまま購入する人もいるようで、その結果、泣くことになっても自業自得としか言いようがありません。

中途半端な知識の持ち主では逆効果になることも

中途半端な知識の持ち主では逆効果になることもあります。知ったかぶりをしがちな人物であれば、援軍は断ったほうが無難かもしれません。どれほど気に入ったクルマであっても、自分にクルマを見る日がないと思うなら、心優しい助っ人の力を借りるのも方法です。ただし、世間には自分はクルマには詳しいと自負する人は多いものですが、その人物が本当にクルマに造詣が深いかどうかはわかりません。

むしろ、自分はクルマに詳しくないことをディーラーの営業担当者に伝え、アドバイスをしてもらいながら購入したほうが間違いが少ないこともあります。先方も、できれば長い付き合いをしたいと思っているはずで、誠実に対応したほうが結局は得と考えてくれるからです。

また、今では、昔よくいたような、いわゆる昔ながらの口から出まかせの営業トークで商売をするような人間は少なくなったようです。自動車の購入を検討される際は、営業マンはしっかりと話を聞いてくれる人が多いですので、こちら側も、冷静にしっかり話ができる体制を整えておきたいものです。

車の値引き交渉のコツ-複数の媒体からデータを引き上げる

最近は、価格競争が激しくなって各車とも機能や装備の割に価格を抑えるようになったが、日本では一種の商慣習として、長年にわたりクルマの値引き販売が行われてきた。値引きにこだわる顧客には20万円の値引き、大人しい顧客には10万円の値引きで売り、平均すれば15万円だから利益が出せる。そのような販売方法だ。しかし、これは非常に不公平なクルマの売り方。

あまり値引きを抑えていない車種については、かえって難解な状況も見られるようになった。ディーラーの利益体質を守るため、メーカーやディーラーの本部は各店舗に値引きを抑える指示を出す。以前に比べると値引きは減少傾向にあり、これは販売の不公平を是正する意味でも好ましい。

本来であれば10万円の査定額しか付かないクルマを30万円で下取りしたりする。こうなると注文書上の値引き額は指示どおりに収まっていても、実質的な値引き額はそれまでと同じ。それどころか分かりにくかった値引きの実態が、さらに不透明になるだけだ。取り扱い車種の中には価格が高くー台当たりの粗利も多いため、値引きをしやすい車種もある。のような車種は概して設計が古く、販売が下降しやすい。

下取り査定に値引き額を転嫁する

表立って大幅値引きができないものだから、下取り査定に値引き額を転嫁するのだ。紳士的にクルマを買いたいと考えるユーザーも、一応の交渉をした方が良い。クルマ販売では大人しいユーザーが損をするようなことが平然と行われている。地域や購入時期に基づく違いもあるから絶対的な信用は置けないが、複数の媒体からデータを引き上げるようにすれば一応のラインは見えてくる。

最近は値引き競争が常套手段になったから、セールスマンも真意を探ってくる。この客はウチのクルマを買うと確信を持たれたら、それ以上には値引きが拡大しない。値引きの交渉は、ライバル車を立てて競争を図ると良い。ボディスタイルやサイズ、エンジンの排気量、さらに価格の似通った同じジャンルに属するライバル車と値引きを競わせ、セリにかける要領で拡大していく方法だ。

ライバル車との選択に迷い、決着を付けられずに値引きで決まるという態度を貫くことも大切。
奥さんと意見が対立、値引きの多い方を買うという設定でも良い。値引き競争の相手は、価格が同程度であればミニバン対セダンという関係でもオッケー。好きなクルマを取り上げよう。なぜ値引きなのかを明確にする必要がある。

良い車を見極める目-プロは見た目だけで判断できる

クルマはいかに中古車でも、高価な買い物だ。その購入に失敗しないためには、一にも二にも冷静な目で良し悪しを見分けることであり、その基準の第一歩が、舞い上がらずにいいクルマだなと感じられるかどうか、なのだ。

中古車販売店にクルマを見に行く時は、今では情報誌も数多く出ているから、多くの人が事前にそれを見て、お目当ての車種と予算に目星をつけた上で、在庫のある店に足を運ぶだろう。店選びの大切さや、クルマ選びのための基本的な考え方を頭において、クールに、これから愛車になるかもしれないクルマをチェックしていこう。

中古車の良し悪しを見分けるための細かなチェックポイントは、その前の、この第一印象でなんかいいクルマだなという好感が、大事なのだ。展示場で狙ったクルマとはじめて対面したその瞬間の印象は、意外とバカにできない。

別に事故車でもなく、格別調子が悪いわけでもないのに、なんとなく、疲れた印象がある中古車もあれば、逆に、展示場で雨風にさらされ、汚れていても、シャキッとした精気を放つものもある。
なんだかオカルトっぽいが、これは販売店の第一線のスタッフたちも口を揃えて言うようだ。不思議なもので、クルマは純粋に機械でありながら、それに乗った前オーナーの愛情により、たたずまいが変わるものだ。

第一印象だけで仕入れるかどうか決める

販売店のベテランの中には、仕入れの時、年式も走行距離も、そして価格さえ見ず、この第一印象だけで仕入れるかどうか決める、という人さえいるほどだ。中古車の購入に当たっては、必ず何台かを比べて選ぶことが肝心だし、冷静に印象を判断できない状態でクルマの良し悪しを見分けることなど、できるわけがないからだ。

はじめて中古輸入車の購入を考え、販売店に足を運んだ時には、こうした印象を持つ余裕もなく、セールスマンが勧めるままに購入を決めてしまいそうになるものだが、そんな状態の時は、クルマの良し悪しに関わりなく、即契約は避けた方がいい。今、使わないといけないお金があるならともかく、そうでないなら、とにかく何台ものクルマを見て回り、これ、いいクルマだなと感じられる中古車に出会えるのを待とう。

そういう意味では、自分の懐が痛まない友人などと一緒に見に行くのもいいかもしれない。今、決めないと売れちゃいますよなどというセールストークに舞い上がるのも防げる。もちろんその場合も、何台かを見比べることは必要だが、冷静な目で見た第一印象を聞くことで、良否の判断の精度は上がるはずだ。見て回れば、自然とあなたの目は肥え、クルマの程度や、本当の意味での高い、安い、も見分けられるようになっているはずだ。

輸入車メーカーの持つ国産車にはないそれぞれの個性

どのメーカーのクルマも同じようになってしまった国産車と比べると、輸入車はそれぞれが一目でメーカーや生まれた国が分かるデザインや存在感を持っている。今さら言うまでもないことだが、民族や国の文化や思想、常識といったものは、長い年月をかけてできあがったものであり、それはクルマに限らず、その国の人が作るものにはおのずと滲み出てくるものだ。

では、その個性はなぜ生まれているのか、と言えば、とりもなおさずそれを作った国の文化が反映されているからだ。輸入車の魅力は個性だとよく言われる。

ラテン国、イタリアは、というと、クルマは人生を彩り、生活を楽しむための道具、という側面が強い。古い、狭い街中で使いやすいように、小型車が中心ということもあって、日本で言えば軽自動車的な存在のしかただ。道具だからあまり凝ったことはせず、メカニズムもシンプルで、作りも質素。もちろんデザインに関しては、さすがはイタリアというセンスを見せてくれる。

メカニズムも最高のものが君られ、性能もいいが、これらは生活の道具というより、リゾートで見せびらかす道具、という存在。まぁ、生活を彩る、という意味では同じだが、イタリアという国の貧富の差を思わせる存在でもある。もっとも、有名なスーパーカーたちはまた別格で、こちらは金に糸目をつけず、高性能を手に入れたい、という特権階級のための特別なクルマだ。

そのかわり、熱狂しやすい国民性を反映して、きびきびとした操縦性と、元気のいいエンジンの性格が求められ、たとえシンプルなメカニズムでも、速度を上げるほど気持ちよく走るというクルマが多い。

言いだしたら聞かない自己主張の国

一方、フランス車は、と言えば、言いだしたら聞かない自己主張の国だけに、メカニズムにも作りにも、独創性を強く感じる。フランス独特の石畳の道から生まれたシトロエンのハイドロニューマチックサスペンションはその代表。凸凹道でふんわりとした乗り心地を保っために、通常の金属スプリングではなく、ガスを使おう、という発想のメカニズムは、常識に捕らわれないフランス人の考え方をよく表している。さすがはモードの国という感じだ。

かつて、国産車が世界初をうたい文句にしたメカニズムを多数送り出した時期があったが、元祖オリジナルの世界初なら、フランス車のものが圧倒的に多いのだ。エンジン、クラッチ、トランスミッション、デフ、駆動輪という、いまや常識のメカニズムの配列もそうだし、FF車の量産化も、フランスが最初だ。そもそも近代の自動車のメカニズムには、フランス人が考え出したものが多い。

また、、人気の中心を占めているドイツ車で言えば、たとえばゾーリンゲンの刃物に代表されるように、厳選された素材を使い、精密に、厳格に作られている。だからこそアウトバーンでの超高速走行も可能だし、しっかりした、硬質な運転感覚が得られているわけだ。

国産車と違い、それぞれの国がそれぞれに個性があるのだ。

車の名義変更の際の必要書類や手続きの方法

中古車店で買ったときは、販売員が慣れた手つきでテキバキとやってくれる。名義変更は買った人の所轄陸運支局か、自動車検査登録事務所でやる。どこの陸運支局かわからなければ、近所のクルマのナンバープレートを見よう。品川とか練馬などとあるハズ。この品川が所轄陸運支局を示している。あとはタウンページで場所を調べよう。個人売買は、売買してから15日以内に名義変更するのが決まり。

個人売買でクルマを売ったのだけど、相手が名義変更をしてなくて、税金の請求がこっちに来ちまった。中古車を買ったら、クルマの所有者の名義を変更しなくちゃいけない。名義変更に必要な書類は、売った人(旧所有者)が以下の6つ。

自賠責保険証、自動車税納税証明書、車検証(有効期間があるもの)、実印、譲渡証明書(陸運支局または自動車検査登録事務所でもらう書類に記入)、印鑑証明(発行から3カ月以内のもの)。また、買った人(新所有者)も6つあり、取得税、実印、申請料(証紙)、印鑑証明(同)、自動車保管場所証明書(車庫証明)、自動車税だ。

窓口に書類一式を提出

所轄陸運支局または自動車検査登録事務所に行ったら、窓口に書類一式を提出し、新しい車検証を受け取る。行かない人が実印を押した委任状を用意して、手続きする相手に渡す。申請は、買った人と売った人の2人が陸運事務所にいっしょに行ってやるのが原則。でも、ほとんどはどっちかひとりだ。

自動車税は月割で、申請の翌月から翌年の3月までの分を支払う。取得税はクルマによって額が異なる。税金を払ったら、新しい車検証と今までついていたナンバープレートを外して窓口に提出。事前に各都道府県の自動車税管理事務所などに電話して、税金の額を確認しておこう。引き換えに新しいナンバープレートをもらえる。そして取りつけ。

ナンバーの上の段の数字が3ケタの地域なら、希望の数字のナンバーが、いくつかある中から選べる。ナンバープレートの脱着は自分でやるから、工具を必ず持参。ナンバープレートを取りつけたら、係員にチェックしてもらう。係員は車台番号のチェックもするので、あらかじめポンネットを開けておけば手間がかからず、時間の節約になる。

チェックに問題がなければ係官がナンバープレートに封印し、手続完了。年度末や月末など混み合う時期を避ければ、初めての人でも完了まで1~2時間ですむ。

車検2年付きの意味をよく分かっていない人が多いので注意

車を購入する際や下見に行った際に、車の情報のところに、車検付き、車検2年付き、車検なし、といったことが書かれているのを見ることがあるだろう。車検付きと書いてある場合は、車検がまだ残っているという意味になり、購入時に自動車重量税を支払わなくて済むことになる。

また、車検2年付きというのは、いちばん多くてわかりづらいやつだが、基本的には車検は切れてる。でも、整備はタダでしましょうという意味だ。しかし、ひどい店は、無知につけ込んで整備費を請求するところもある。見積もり書をしっかりとチェック。重量税や自動車税、自賠責保険は支払う。

うちは整備費を取るのが決まりなどと開き直る店で買っちゃダメ。一時が万事その調子で、細かい部分までセコくボる店だから。もしも請求されていたら、断固カットを要求しょう。

車検なし

車検なしは、車検の費用はすべてお客さん持ちですよ、という意味。こういう割り切った表示をする店はかなり少ない。すごいセコいか、信頼できるかどっちかだ。とまあ、こんな具合に、車検の表示には細かな意味がある。

ややこしいかもしれないけれど、車検の扱いは絶対に知らなければならない情報。排気量が大きかったり重量のあるクルマは差が大きくなる。これが、車検なしと車検付きだったら、10~15万円の差。車検なしと車検2年付きで、支払額が5万円くらいも違う。なんでこんなめんどくさいことをするかというと、支払額に大きな差が出るから。

ムダ金を支払わないために、しっかりと覚えておこう。なんでもいいやなどと投げ出すと、悪徳中古車店につけ込まれるだけ。この車検付き、車検2年付き、車検なしの意味をよく分かっていない人が以外に多い。

車検2年付きと書いてあったら、その車には車検がついてると思っている人が多いようだが、車検はすでに切れている状態で置いてある車だということを覚えておこう。悪徳販売業者の餌食にならないように注意が必要だ。

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