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行き交う旅のおかげで多種多様な家犬が作り出された

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地球上を行き交う交易や旅のおかげで、多種多様な家犬が作り出され、互いに混じり合った遺伝子からいえば、たぶんオオカミ・ジャッカル・コヨーテ・ディンゴ・キッネ犬とでも名づけられるものができあがった。人間は移住をくり返すたびに、必ず犬も連れていった。世代交代をくり返すあいだに、素直で使役に適した動物が残され、それぞれが種を形成していった。別の猟師の一族がジャッカルの子どもを見つけて飼い馴らしたであろう。

こちらには家畜化された北方オオカミ犬が、あちらにはアジアオオカミ犬が、また別の場所にはジャッカル犬、ディンゴ犬、アフリカ野生犬と交配された犬、コヨーテ犬等々が場所と時代に応じて生まれた。また別の場所では、さらってきたコヨーテや野生犬の子どもたちを人間が母親代わりになって火のそばで育てたかもしれない。オオカミ犬の飼い主とジャッカル犬の飼い主が出会うと、人間が品物ゃ話や食料、あるいは敵意などを交換するあいだ、犬たちは(犬なりに)遺伝子を交換し合った。

肉体的・行動的特徴に関わる遺伝子を選択

ある種はオオカミ三〇%、ジャッカル三〇%、野生犬四〇%、別の種はオオカミ六〇%、コヨーテ一〇%、野生犬二〇%、という具合である。人間は遺伝子を配合する過程の中で、獲物を持ち帰る(レトリープ)能力、獲物を指示(ポイント)する能力、追跡能力、群れを集める能力、番をする能力など多くの肉体的・行動的特徴に関わる遺伝子を選択していった。

家犬の中にはすべてのイス科動物から入手可能な遺伝子が豊かに混じり合っているため、人間は人為的な選択育種によって何百もの犬種を作り出すことができた。犬の歴史は、その気になって探せば、人間のどんな要求にも合った遺伝子配合が見出せることを教えている。必要なのは望ましい特徴をもった犬を見つけることであり、選択してかけ合わせれば家犬の新種が作り出せるというわけである。家畜化の行程そのものが肉体的にも心理的にも影響を与え、犬たちを野生の類縁とは異なる存在に作りあげてゆくのである。

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