雑学

たばこの価格が値下げされないのは何故?

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アンネの日記は

たばこの価格が値下げされないのは何故?

たばこの価格が値下げされないのは何故だろうか?たばこの小売価格は400円程度まで上がっていますが、20本入りのたばこ1箱にかかる税金は200円程度です。これに生産・流通コストや銘柄ごとのイメージを考慮した価格を届け出ています(同社広報)。

旧日本専売公社が民営化された今でも、小売定価制度が残っているのはどういうわけか。財務省の説明はこうだ。もちろん民営化するにあたって、小売定価制度についての議論はされました。同制度を維持したのは、専売公社が民営化した当時、たばこの小売店は零細企業が多く、自由価格で競争が起きるとほとんどの店が潰れてしまうおそれがあったからです。

たばこの平均価格は英国では1箱800円近く、米国では539円。日本では今後も増税による値上がりの可能性がある。2005年2月に発効されたWHO(世界保健機関)のたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約、などもあり、まだ価格を自由化すべき状況ではないと判断しています。小売店の保護のためと、世界的、社会的なたばこ規制の強化という風潮に合わせた体制なのです(同省たばこ塩事業室)。

ディスカウント販売されないのはなぜ?

2006年7月1日に値上げされたたばこだが、ディスカウント販売されないのはなぜなのか?日本たばこ産業株式会社(JT)に聞いた。たばこを販売する場合、国産品も輸入品も、製造元が小売売店がその価格以外で販売した場合、30以下の罰金や販売許可の取り消し、営業停止などの罰則があります。こうした規制があるのは、かつてたばこが国の専売品であり、勝手に安く売られると国の予算に影響を与えたからでしょう。たばこの価格は国の定めるたばこ事業法で決められているため、割引などはできません。

ちなみに、前出の税金200円の内訳は、2006年7月1日に値上げされた国と地方のたばこ税が160円程度、たばこ特別税が16円程度、消費税が15円程度。たばこ特別税は旧国鉄の赤字返済に充てられる目的税であり、喫煙者はたばこを買うことで社会に貢献しているのだ。

一箱1000円にタバコが値上げされる噂も囁かれているらしく、ますます喫煙者は肩身が狭くなりそうな世の中。

2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れているという。

2019年10月に軽減税率導入がされる予定なので、タバコ税が上がるのも2019年10月になる可能性が高い。

フィリップモリスジャパンはさらに値上げすることを財務省に認可申請した。喫煙者にとっては悲報だろう。

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