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医療

出産で超安産型な女性のお話

投稿日:2015年5月7日 更新日:

まったくひどい目にあったわよ!K子さんが、次女の出産の話をするときは、思わず慣概しないではいられない。出産にも、特異体質というものがはたしてあるのだろうか?もともと彼女は超安産型。長女のときは、10分間隔の陣痛がきたので、自分で車を運転し、10分で病院に到着し、その5分後に出産したというから並じゃない。初産でこれだから、2人目はどんな早さなのだろう、病院に向かう途中で生まれたりしたらどうしようと、K子さんは妊娠中ずっと不安でならなかった。そして、予定日まであと1週間というとき、K子さんはひたすら入院させてくださいと主治医に頼み込んだ。

最初、主治医は笑い飛ばしていたが、あまりにも必死に頼むし、さいわいベッドも空いていたので、入院を許した。実はそれは虫の知らせだったのか、K子さんが入院した翌朝、陣痛が始まった。生まれそうなんですけどナースコールをして看護婦に訴えても、まさかと笑って取り合ってくれない。最初20分おきだった間隔が、あっという間に10分になる。

まずいッ、出るぞ

長女のときとは違う病院なので、K子さんの特異体質を認識していないのだ。K子さんが何度呼んでもまだですよ、もうちょっとガマンしましょうねと冷たくあしらわれるだけ。だが、K子さんのあまりにもしつこい要請に負け、ようやく主治医がやってきた。ぶんべんそれから分離室までの道のりは、k子さんにとってはまさにヒサンのひとことだった。彼はもう少しかなと余裕でK子さんの様子を見たが、その瞬間、顔から笑みがさっと引いた。

まずいッ、出るぞ。ストレッチャーで運ばれるK子さん。彼女と向き合って、後ろ向きに走る医師。出てこようとする赤ん坊の頭を、その手で必死に押さえているのだ。その肩にK子さんの両足を乗せ、手はK子さんの脚の間に伸ばしている。こうして分焼台にあがったと同時に、次女は元気に産声をあげた。まったく、あんな恥ずかしい思いをさせられたのは初めてよ!怒りがおさまらないK子さんだが、落ち着きを取り戻すと、決まって言うのだ。でもまあ、無事に生まれたからいいけどね、と。

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